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2007年6月18日 (月)

M性感・切れ痔・便器ちゃん・俺鬼?

Yoshioka08第29回 『森鬼』⑥

『森鬼』についての項、
最終回を飾るのにふさわしいエピソードを書きます。

伴幌男にばかりでなく、
彼の獲物である詩子(青山えりな)の心情にも迫らねば書けない。
そう思った時、俺の足は自然と、
歌舞伎町に向いていました。

M性感の店にいました。

ボンテージ姿の美女が言いました。

『便器ちゃんて呼んでいい?』

やや舌足らずな甘い声に、
俺は素直に頷きました。

何故なら、手足は拘束されてる上に、
猿ぐつわもはめられていたからです。
ついでに、目隠しもされました。

彼女はまず、言葉責めを始めました。

昔、大塚にある激安ピンサロで、
言葉責めと呼ぶにはあまりにも直球過ぎるプレイを無理強いされて以来、
俺は言葉責めを素直に受け入れられない体になってました。

そんなトラウマーナな過去など知らぬ彼女は、
反応が鈍すぎる俺に苛立ったのでしょう。

『感じないの?いけ好かない便器ちゃんね!』

と言いました。

いけ好かれる便器ちゃんとは、どんな便器ちゃんなんだろう?

素朴な疑問が頭に浮かんだ時、
肛門一面がカッと熱くなりました。

『これならどう?便器ちゃん?』

彼女は、俺の目隠しを取りました。

スーパーマリオがデカくなるキノコみたいなバイブが、
尻からニョッキリ生えていました。

俺は長年の切れ痔持ちです。

差しこまれた状態だけでもいっぱいいっぱいなのに、
彼女はバイブのスイッチを入れたばかりか、
これでもかとピストンするではないですか。
あまりの痛みに、心が折れそうになった時、
彼女の『頑張れ!便器ちゃん!』という励ましの声が聞こえてきました。

それはいつしか熱い『便ちゃん』コールとなっていました。

『便ちゃん!』
『便ちゃん!』

まるで、押しきせながらも、そうとは気付かず励ましソングを歌う、
渡辺美里のようでした。

俺にも少し、マイレボリューションが分かり始めました。

直視は出来ない肛門に、ギザギザの傷が増えたとしても、
松居直美に何故、『ギザギザハートの子守歌』を歌わせたのかは、
いまだに分かりませんが、それは別問題です。

結局、時間内に果てる事はなかったのですが、
彼女からの呼び名が『便器ちゃん』から『便ちゃん』に変わっただけで、
俺は満足しました。

詩子の心情にはなれませんでしたが、
それでも満足しました。

と、ここまで書いて気付きました。

自腹を切った痛みは消えるが、
尻が切れた痛みはなかなか消えない事に。

ドーナツ型クッションを愛用しています。

『森鬼』は血の滲む思いで書きました。
実際、血は滲んでいました。

今日は、憂歌団の『嘘は罪』を聴きながら書きました。

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