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2007年6月

2007年6月30日 (土)

番田礼・松浦祐也・ふんどし・若大将

Matsuura09第39回 『恋味うどん』④

ピンク映画は、オリジナル脚本がほとんどです。

だから、登場するキャラもオリジナルです。
これまでの竹洞組の作品の中で、
自分でお気に入りのキャラといえば、
『再会迷宮』に出てくるソフィービー・ルミと、
この作品に出てくる番田礼です。

昔の吉本の舞台では、ストーリーの流れなどアウト・オブ・眼中な、
チョベリグキャラが出てました。

そのイメージを被せたのが、番田礼です。

松浦自身もイメージとして重ねています。

『~であります』という口調は、
松浦がミクシィで付けている日記の文章スタイルから使いました。
いわば、アテ書きですから、
本人も非常にやりやすかったと思います。

この場合の『やりやすい』は、
『暴走しやすい』という意味です。

白眼にヨダレ、意味のないケイレンなどなど。

実生活で、なんかしょぼくれるような事があったのかと勘繰りたくなるような、はじけっぷりでした。

その姿は、全盛時の新田恵利を思い出させてくれました。

新田恵美は、思い出しませんでした。

竹洞組において、ニュー・ロマン娘クラブを結成したいのは、
単なる俺の願望です。

松浦が着用したフンドシは、
エロ本編集長を辞めた時にいただいたものです。

エロ本編集長は辞めましたが、
エロ本ライターまで辞めたわけではありません。

にも関わらず、仕事はサッパリです。

仕事、下さい。

松浦は、その時その場で影響を受けたものを、
役作りに組み込みます。

主に小道具方面で。

今作の中で胸元に付けている、
チカチカ光るバッジは、
若大将グッズらしいです。

役とは何ら関係がありません。

と、ここまで書いて気付きました。

いつかまた、番田礼を登場させたい事に。
ソフィービーと絡ませるのもいいかなと。

今日は、宮尾すすむと日本の社長の『二枚でどうだ』を聴きながら書きました。

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2007年6月29日 (金)

海辺のカール・ルイス

Koda11第11回 竹洞組新作③

先日…朝、小松センセから指令メールが届きました


指令とか言うとチャーリーズエンジェルみたいじゃなぁ~い(^O^)/
多分メンバーは、サーモンさん、松浦くん、倖田でしょうなぁ


エンジェルではなく、デビルな気も…f^_^;


『チャーリー小松…何かしらぁ~ん』(海外の通販の女性風に読んで下さいませ)と言いたくなりますね

ってアタシだけかぁ
そんな事思うの


そんな前フリどーでもいいんで、本題に移ります


指令メール『次回の役作りのために、
シンクロナイズドスイミングと、走り幅跳びのイメージトレーニングをしといて下さい。
テーマは、海辺のカール・ルイス。』


そのメールで目覚めた為…

『(・_・)エッ....?』状態で何度も読み返しましたょ


何度読んでも


シンクロ…

走り幅跳び…


と書いてあるではないかぁーッ!!


倖田…運動神経は悪くないけど

シンクロやった事ないんですけどぉ(^o^;)

イメトレって言ったって…実際無理ですけどぉ


幅跳びだって…相当昔にやった以来ですよぉ(泣

(つづく)

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2007年6月28日 (木)

エキス虎・ミクシィ・家族・うどん

Udon10第38回 『恋味うどん』③

うどん屋を舞台にすると必要なもの。

エキス虎です。

昔は、電車モノをやるとなると、
あちこちに電話をしまくりました。

今はパソコンを使います。

時々、いつからマイコンという言葉が廃れ、パソコンが一般的な名称になったのかと考えます。

その辺りの記憶はファジーです。

ただ、敬愛するすがやみつる先生の『マイコン電児 RUN』は、記憶に残っています。
余談でした。

『エキス虎に来て下さい』

ミクシィを通じて呼び掛けました。
数人のマイミクの方々が集まってくれました。

マイミクという言葉を聞くと、反射的に『マイドク』という、
映画のタイトルを思い出します。

この『マイドク』というタイトル、
実際はもっと長いタイトルを略したものです。

略さずに言えるかどうかは、
俺や、十数年前の事でも昨日の事のようにネチネチと言う、加●義一にとっては、
わりと大事な事でしたが、
世間ではそうでもないようです。

余談でした。

俺が声をかけたマイミクの方々だけでは、人数が足りません。

なので、家族総出で出演しました。

いまだに自分の事を『オレ』という田舎育ちの嫁は、
初めての撮影現場に浮かれているようでした。
子の響ことヒビキックはこの時、生後3ヶ月。

撮影中にウンコしました。
3ヶ月なりの自己主張だったのかもしれません。

と、ここまで書いて気付きました。

俺がウンコを漏らしてしまうのは、
別に自己主張ではない事に。

汚したパンツは、埋めるクセがあります。

今日は、高田暢彦&川崎徹の『私、湘南マタンゴ娘』を聴きながら書きました。

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毎日がズル休み

Ajimi第8回 竹洞組前夜⑧

1998年から2002年までの僕は、山内大輔監督に呼ばれた時だけ「サーモン鮭山」になっていました。
イマ風に言えば「ハケン俳優」という感じでしょうか。

ところが、山内組以外で初めてサーモンを呼ぶ暴挙に出た男がいました。
ピンク映画『味見したい人妻たち』(2003年)でデビューした城定秀夫(じょうじょう)氏でした。

公開は2003年ですが、撮影は2002年の12月。
当時の僕は、ネット系のサポートセンターで電話のオペレーターをしていました。
ええ、まさにハケンのお仕事です。

この仕事はシフト制で、1ヶ月前に申請しないと希望した日に休むことができません。
撮影直前まで予定が立たないこともある役者業とは、抜群に相性が悪い職種です。
なぜそんな仕事をしていたのかというと、その時は自分が役者だという意識が希薄だったからです。
実際、2000年の『新・赤い密室』から2002年の『夢野まりあ 超・淫乱女の私性活』まで、2年弱のブランクがありましたし。

『味見したい人妻たち』は、衣装合わせ・撮影・アフレコと飛び飛びで計3日間の拘束でしたが、運が悪いことに3日ともサポセンの出勤日と重なりました。

こんな時、人はよくズル休みをするものです。
「風邪を引いてしまって休ませてください・・・」と会社に電話を入れた日は、暖房もロクにない部屋でハダカで絡んでました。
「喉の調子が悪くて喋れません・・・」と言い訳した日は、アフレコでアヘ声を出してました。
そもそも2002年から今年までの5年あまり、僕は1度も風邪らしい風邪を引いていません。

それまでの約1年間、無遅刻無欠勤だった真面目で誠実なオペレーターが突如当日欠勤を繰り返したため、社内では不審の目で見られました。
撮影当日に電話した際には、「昨日は元気だったよね?」なんてネチネチ絡まれました。
そんなこと言われたって、その時間にはもう現場に着いちゃってんだからどうにもなりません。
「昨日は元気でしたが、今日はダメなんです!」と、強引に押し切りました。
電話の世界では言い切った者が勝ちということを、仕事を通して学んでいたのです。

さすがにひと月に4回目の欠勤をするわけにはいかず、初号試写の日は泣く泣く出勤しました。
そんな事情も知らず、後日城定監督は「なんでボクの初号に来ないんだYO!」と僕をなじりました。
正直言って、ハケンの仕事で3日働いた方が稼ぎとしては上でした。
しかも公開時に僕は自腹でわざわざ劇場まで足を運んだというのに、なんとひどい男でしょうか。

しかしこの作品に出たことが、役者・サーモン鮭山のひとつのターニングポイントになったことは事実です。
『味見したい人妻たち』は2003年度のPGピンク大賞のベスト3に選ばれ、城定監督は新人監督賞を受賞。
新文芸坐でも上映され、コレで初めてサーモンを知った方も多いようです。
ちなみに僕が演じたのは、同棲中の彼女とのセックスやSMプレイの誘惑に負けて全然勉強がはかどらない司法浪人の役でした。

僕も好きな作品です。
3人の女優さんがみな可愛いし絡みもしっかり撮っているので男子も必見ですし、細やかな心理描写はピンク初心者の女子にもオススメできます。
相変わらずソフト化はされてないですが。

そして『味見したい人妻たち』というタイトルのくせに、人妻は一人しか出てきませんが。

ピンクなんてそんなもんさと、サザンの『女呼んでブギ』風に呟いたところで、次回に続きます。

城定監督は現在主にVシネマの世界で好編を連発しています。
山内・城定・竹洞3監督のデビュー作に立ち会えたことは、自分としては良かったと思っています。

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2007年6月27日 (水)

最新情報・竹洞組、始動!

Matsuura11第37回 最新情報③

仙台からペリー縁の地に、
メインロケ地が変わった影響で、
若干遅れていましたシナリオの第一稿が出来上がりました。

撮影は、来月の半ば頃を予定しています。

脚本屋としては、この第一稿がすんなりと、あの桑田が投げるスシボールのようにズバリと、
会社に通る事を祈る限りです。

直しの要求には、納得出来るものと、
首を傾げてしまうものが、
どんな仕事にもあります。

その辺りは、脚本屋としてのやり甲斐に繋がる事もあるし、
多大なストレスを感じるだけの事もあります。

出来るなら、今はストレスを避けたいです。
暑いし。

このサイトを見ていただいてる方に、感謝の意をこめて、
最新情報らしい事を書きます。

もしも、この第一稿の路線のままであれば、
とある俳優さんのオンステージ的な作品になるでしょう。

誰が望んだのか?

俺です。

と、ここまで書いて気付きました。

監督は間もなく帰省、助監督は海外バカンス旅行中である事に。

つまり、対会社要員は俺だけです。

心細いです。

今日は、五月みどりの『熟女B』を聴きながら書きました。

(写真は『恋味うどん』より。写真と本文は関係ありません・・・多分)

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2007年6月26日 (火)

心には生えてますけど

Koda10第10回 『草舟』②

ラストのシーン以外、絡みは全て完全着衣!!

AVのフェチ系の作品のウタイ文句みたいな感じですょ

もしくは男優要員!!

まぁねぇ
女優とか言われてますが、最近男優なんじゃって出来事多いんで、後者な気がします(^o^;)


だってね
わたくしエロ屋なんでぇ
AV作品に出演してる訳ですがぁ

女優2人の男優1人の絡みの際に監督に言われた言葉が

『女優1人の男優2人の絡みみたいな感じでお願いします。…で倖田さんはメインの男優さんみたいな感じでぇ』って言われたんですよぉ


私…心には生えてますけどぉ
実際、付いてませんけどぉ(^_^;)


そんな役回りなので、男は脱がんでエェよってコトだったんでしょうねぇ


ですから『草舟』は裏設定は男だったのかもしれません

そうにチガイナイ


となるとぉ
次回作はソフィービー・ルミ(※注1)の店で働く、ニューハーフ役とかじゃないよなぁ


ちょっと心配になってきたσ(^-^;)


そんな心配より
もっと心配なコトが浮上してきたのでぇ

それは後日お話する事にします

(つづく)


※注1:『再会迷宮』でサーモン鮭山が演じたオカマキャラ。

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柳さん・柳さん・柳さん・柳さん

Yanagi02第36回 『恋味うどん』②

なかみつさんが演じる箕輪一義の幼馴染みである、
潰れかけの本屋の主・五味隆。

『恋味うどん』の役名は、主役の花子以外、元ネタは好きなファイターたちです。

五味隆を演じたのは、(脳)ミタカ商事のY専務こと柳東史です。

ミタカの誰もから『兄貴』と呼ばれるわりには、
一番のヤンチャさんかもしれません。

いつも、役作りのアドバイスを求められます。
俺はウソで答えます。
兄貴は信じ切ってしまいます。

でも、この作品では、あまり聞いてきませんでした。

その代わり、狂ったように、
劇中で花子が歌う『ランクアップの歌』を、そこかしこで歌ってました。

撮影から一年近く経つ今でも、
たまに歌っていらっしゃいます。

『恋味うどん』の尺問題で、
一番割りを食ってしまったのは、
サーモンさんと兄貴(withハニー倖田)でしょう。

その怨みもあってか、兄貴は未だ観てないそうです。

この機会に是非、観ていただきたいものです。

ちなみに、写真にあるベビーカー(通称ヒビーカー)は、
兄貴が知り合いの方からもらってきてくれたものです。

いつも、『竹ヤリマフラーとか付けて、色も塗りかえて改造しようよ』と言ってきます。
兄貴は、隙があると顔を白塗りにするような方なので、
ベビーカーも白塗りにするつもりなのかもしれません。

と、ここまで書いて気付きました。

ここの記事をなかなか書かない為、
書きやすいように質問項目に答えるだけの形式にしたメールを送ったのに、
まだ返信して来ない事に。

兄貴、締め切りが来月13日じゃないっすよ。

今日は、クロマティ率いるクライムの『ガール・ライク・ユー』を聴きながら書きました。

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2007年6月25日 (月)

ツナギマニア

Koda09第9回 『草舟』①

ミタカ商事の方々に『こんなに作業着の似合う女優はいない!!』とお誉めのコトバを頂いた倖田です


『恋味うどん』のラストに作業着を着ているシーンを観て言われたコトバなんですがぁ~


そのおかげで次の作品『草舟』でツナギを着るコトになったワケです

またねぇ
自分で言うのもナンですがぁ
エラく似合ってましてぇ

マジハンパねぇ状態です

これに竹刀持たせたらヤンキーみたいですょ


実は…倖田は昔、剣道やってたんでぇ

『竹刀持ってる姿が様になってる』と言われるコトも不思議ではないんですよん→ちょっと女らしい部分がなかったんで可愛く書いてみました(あんまり可愛くないけど…逆にキモイかもォ)


話戻しますが…
相手役のチカッチ!は、裸さらしてるのに…そんな状況で倖田は一切ツナギ脱いでないんですょ


倖田の裸見たくねぇよって声があったのかぁ~ってぐらい

(つづく)

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素うどん・メル・吉本新喜劇・前妻

Udon01第35回 『恋味うどん』①

『恋味うどん』で最初に浮かんだシーンについては、
映画サイト・イントロさんのインタビューをお読み下さい。

シーンはさておき、キャラやセリフの話となると、
最初に浮かんだキーワードは、
『素うどん』でした。
『素うどん』というのは、説明するまでもありませんが、
何にも入ってないうどんです。
入っていても、申し訳程度にかまぼことネギがチョロッとです。

初めてというか、印象的な記憶として
『素うどん』が俺の人生に登場するのは、
小学4年生の頃でしょうか。

地元・神戸の繁華街である三宮に、
メル・ギブソン主演の『マッドマックス2』を観に行った時、
上映前に映画館の近くにあるうどん屋で食べました。

『素うどん』がどんなうどんかとワクワクする俺の横で、
一緒に観に行った1学年下のとっちゃんは、きつねうどんを頼みました。

とっちゃんの丼には、バーンとアゲさんが乗ってました。
俺の丼は、それと比べると荒野です。

『素うどん』を前に固まる俺に、その表情に、
とっちゃんはただならぬ雰囲気を感じたのでしょう。
突然、『ウワーン!』と泣き始めました。

マンガの書き文字まんまの『ウワーン』を初めて聞きました。

『気にすなや』『泣くなや』と言えば言うほど、
とっちゃんの『ウワーン』は激しくなります。

店の大人たちは、俺がとっちゃんをいじめたと勘違いして、
俺を叱り始めました。
俺も『ウワーン』と泣きました。

『マッドマックス2』は、面白かったです。
『素うどん』に近い存在に、『盛り蕎麦』があります。

一回目の結婚生活を営んでいた頃、
料理が下手な前嫁に、あてつけの如く、
盛り蕎麦ばかり食べてました。

実は、蕎麦にハマッていただけでした。

前嫁に、この理由は届きませんでした。

離婚が決まった夜、
思い出話をしていると、
前妻は『アンタは蕎麦しか食べないから』と言いました。

離婚の理由の一つは、蕎麦です。

と、ここまで書いて気付きました。

今は、ラーメンばかり食べてます。
博多天神の歌舞伎町店が好きです。

今日は、風間三姉妹の『リメンバー』を聴きながら書きました。

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2007年6月24日 (日)

舞台挨拶・イベントのお知らせ

大変長らくお待たせしました。期間中の舞台挨拶の予定をお知らせします。

7/7(土) 竹洞哲也(監督)、小松公典(脚本)、夏目今日子(女優)、那波隆史(俳優)、サーモン鮭山(俳優)
7/8 (日) 小松公典(脚本)、華沢レモン(女優)、柳之内たくま(俳優)、サーモン鮭山(俳優)、ニナザワールド(ミュージシャン)
7/9 (月) 青山えりな(女優)、倖田李梨(女優)、吉岡睦雄(俳優)、松浦祐也(俳優)
7/10(火) 竹洞哲也(監督)、青山えりな(女優)、吉岡睦雄(俳優)、松浦祐也(俳優)
7/11 (水) 竹洞哲也(監督)、小松公典(脚本)、倖田李梨(女優)、柳東史(俳優)、サーモン鮭山(俳優)
7/12 (木) サーモン鮭山(俳優)、ニナザワールド(ミュージシャン)
7/13 (金) 竹洞哲也(監督)、小松公典(脚本)、吉沢明歩(女優)、青山えりな(女優)、倖田李梨(女優)
、なかみつせいじ(俳優)、松浦祐也(俳優)、サーモン鮭山(俳優)

※全て上映前となります。
※出演者の都合により、急遽変更等がある場合があります。

それでは公開まで後わずか。何卒宜しく御願い致します。

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最新情報・竹洞組、今度は西へ。

Matsuura06_1第34回 最新情報②

ニャーーーッ!

のしっ!

レモンなのだにょーっ(-_-#)

こないだ、仙台にロケハン&シナハンにいったのだ(>_<)

でも、諸事情で中止になったのだ!

のしっ!

諸事情って、どんな事情かというと、
ピンクやってるとよくある事なのだにょーっ!

のしっ(^o^)/

でも、こんな事でめげるほど、
竹洞組はヤワじゃないんだにょーっ!

のしっ!

のしっのしっ!

と、ここまで書いて疲れました。

レモン文体は、書いてると何かスッキリします。

クセになりそうです。

とりあえず、仙台には行きませんが、
別の場所に行きます。
待ってろ!ペリー!

今日は、愛してナイトのエンディング、
『ぼくのジュリアーノ』を聴きながら書きました。

●追記

さっき、チクドー大監督からメールが来ました。

主役の新人が決まったと。
チョー可愛いそうです。

ご期待下さい。

『恋味うどん』に続き、
我が子のヒビキックこと響も出るかもしれません。

来年のピンク大賞・男優賞を狙わせます。

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2007年6月23日 (土)

最新情報・竹洞組、北へ。

Nasu01_1第33回 最新情報①

にょーーーっ!

レモンだにょーo(^-^)o

今、みんなで次回作のロケハンで、
高速を走っているとこなにょ~m(_ _)m

のしっ!

すごく遠いのだ~
(-_-#)

のしっ!

そんな遠くまで行って、
何を撮るのかは……

ヒミツなのだ!

ポレポレで発表なのだ!


のしっ!

のしっ!


と、ここまで書いて疲れました。

レモン文体は、なかなかにハードル高いです。

この最新情報は、那須塩原インターで売ってる、
川魚の塩焼きを見つめながら書きました。

今回のロケハンも、小銭しか持ってません。

Nasu02

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2007年6月22日 (金)

まぼろしの南の島

Koda08第8回 竹洞組新作②

『遠いなら南の島がいいなぁ』


ってメールすると…


『そんなとこ』との返事


『南の島なら喜んで行きます!
行かせて頂きますo(^▽^)o』

という事でぇ
来月、竹洞組に同行することになりましたぁo(^^o)(o^^)o


でもさぁ
小松センセの日記見ると『仙台』なんだけどぉσ(^-^;)


騙されてるのかぁ( ̄□ ̄;)!!


OKしちゃったょ(ノ_・。)


仙台って事は…


運転するはめになるよなぁ~


14日はクラブイベントなんでぇ
オールですけどぉ


この場をかりて…言わせて頂きます!


運転しねーぞぉ( ̄^ ̄)


死のドライブで良ければ、しますけど…


まぁ
ドS監督の事だから

平気だから車で来い(-_☆)!!


そぅ言うに違いない(-.-;)

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番外編・牛の匂いがする部屋で

Neiro第32回 番外編②

俺がピンク映画業界に入ったのは、助監督としてです。

初めての現場は、関根和美監督の『きっと会える』というゲイムービーでした。

プロの現場で初めてのカチンコ経験が、
2本のチンコの前でという辺り、
その後の俺の映画人生を物語っています。

助監督時代に住んでいたのは、
母校のにっかつ芸術学院から近い、
京王線の布田駅からすぐにあるアパートでした。

風呂なし・トイレはありで33000円。

部屋の裏には、牛舎がありました。
クーラーもない部屋に流れ込む牛糞の匂いは、
食欲も性欲も奪ってくれました。

助監督時代のギャラは、片手にも満たぬ為、
毎日がサバイバルでした。

助監督について数本目。
痴漢電車モノをやる事になり、
俺は痴漢が付けている日記を作りました。

書いてるうちに夢中になり、
チカン気分でロックンロールとばかりに、
やたらめったら書きまくりました。

それを読んだ痴漢役の方が監督に、
『YOU、一本書かせてみなよ』
と言ってくれたのです。

牛の匂いがする部屋で、二百字の原稿用紙と格闘しました。

ワープロすら持ってなかったので、手書きです。

ゴミ箱は、あっという間にクシャクシャに丸めた原稿用紙とティッシュで一杯になりました。

比率は、原稿用紙が3、ティッシュが7くらいでしょうか。

書いてはカキ、カイては書きを繰り返して出来たシナリオのタイトルは『ストーカー』。
何のヒネリもありません。

書く事に力を注ぎ過ぎた俺はヘロヘロで、
現場ではそれまで以上に役立たずでした。

そんな俺をかばうべき、ヨダレと性格がねちっこいチーフ助監督は、
何の助け舟も出してくれませんでした。

彼の名は、加藤義一といいました。

その作品のカメラマンこそ、
竹洞組の蹴球番長こと創優和さんでした。

本人に確認したら、全く覚えていませんでした。

その後、ありゃまこりゃまと色々あって、
再び脚本を書き出すのは、
『夢魔(劇場公開タイトル・男街イリュージョン)』です。

出演者全員が死ぬわ、チンコはドスで突かれるわ、
唯一出演する女は、逆立ち状態での大股開きで、
蜜壺を銃でドーンと撃たれて血まみれだわ、
ロケ地はウエスタン村だわ、

まー、好き放題な作品でした。

この作品のチーフ助監督こそ、竹ちゃんだったのです。

ウエスタン村近くの宿舎に泊まった時、
真夜中に腹が減ったらしく、
車でカップラーメンを買いに行こうとして脱輪させてしまった竹ちゃんですが、
この作品の脚本を気に入ってくれたのが理由で、
後にデビューする時、声をかけてくれたようです。

と、ここまで書いて気付きました。

俺の転機は、ゲイムービーと共に訪れる事に。

最新作(7月7日に公開)の『男たちの夢音色(原題・終わらない始まり)』は、
どんな転機に繋がるのかは、
まだ分かりません。

今日は、のりお・よしおの『女はホーホケキョ』を聴きながら書きました。

終わらない始まり (男たちの夢音色) 関連リンク

2007.7.7 上野世界傑作劇場他にて公開
出演:橋本和明、岡田智宏、松浦祐也、高見和正、サーモン鮭山、横須賀正一

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2007年6月21日 (木)

バンドは熱い!!

Kyoro02_1第2回

『短距離TOBI-UO』のとき初めて台本を貰って読み合わせに参加して。
竹洞監督の曲のイメージを聞いたのですが要望はほぼゼロでした!!笑
小松さんに聞いても古くてわかりませんでした!笑
よって役者さんたちの読み合わせから曲を膨らませていったのです!!

とにかく主演の青山えりなちゃんがかわいくってかわいくって!!
優しくってかわいい曲にしたいなぁ~ってことで完成したのです☆☆

脚本家の小松さんが書く台本もいっつも温かくて甘酸っぱくて笑えてステキなんです。
だから物語を包み込める曲を歌おうと日々励んでおりますよ♪
ぜひ劇場で歌を聴いてくだされ☆

竹洞監督作品ではキョロザワールドとして音楽を作っていますキョロですが川´⊇`川
現在はバンド「フェイクファープラネット」として活動中です。
今回はライブのお知らせです♪♪

弾き語りの時とは対照的に切ない青春ロックです!!
バンドは熱い!!

皆さんぜひぜひ応援に来てくださぃ
出演は24(日)のラストです☆

フェイクファープラネットのブログから 視聴も出来ますので( ´,_ゝ`)ヨロピク


◆CANON FESTA◆
2007/6/23.24(土日) 

charge1day 2,000yen+drink
通しチケット3,000yen without drink

叶音シリーズ プロデュース・チームによるライブ・イベント
全11アーティスト出演の豪華企画
主催:Georgie
協賛:Cascade / Si≠ld / ドレスショップさくちゃんち / OPEN KEYS RECORDS
場所:dress TOKYO 秋葉原

アーティスト
23(sat)
17:30 open 18:00start
1 MaR(メルー)
2 nico
3 MOGSTARR
4 カンノユウキ
5 Hybrid+

24(sun)
17:00 open 17:30 start
1 roxie
2 Accent Rug
3 キノコホテル
4 らじるし
5 Life☆Size
6 フェイクファープラネット

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とおいとおいとこ

Koda07第7回 竹洞組新作①

昨夜…ドS監督からメールがありました


『7月15~3日間現場遊びにきて』


まぁ
暇なAV女優やからぁ~


日程空いてますけどもぉ


いやぁ~な予感(-o-;)


『食事係?メイク??』


と聞くと…


『にぎやかし』


とのメール


エキストラねッ
一応、役者で行くのねo(^-^)o

スタッフ要員じゃないのね


つうかエキストラじゃ
3日間もいらなくねぇかぁ~
と思い…
『3日間ですか?』と送るとぉ


『1日だけ…あとは観光しといて』


放置プレイかよぉ~


場所を聞くとぉ


『とおいとおいとこ』


(・_・)エッ....?


また変な所連れて行かれるのかよぉ~(泣

つうかぁ
なんで…ひらがななんだよぉ
読みにくいっつうのぉ

(つづく)

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2007年6月20日 (水)

番外編・『大小松家』

Komatsu01_1第31回 番外編①

このままのペースで書くと、
書くネタがなくなってしまうので、
俺が脚本屋になるのも仕方がなかろうと、
哀れみを誘うような生い立ちを書きます。

同情するなら金ください。

●父母

父は大正2年生まれ。
母は昭和10年生まれ。

母は初婚でしたが、父は巨根ではありませんでした。

俺が生まれたのは、昭和45年。
万博生まれです。

お父さん、頑張りました。

●兄弟

父は、子作りが趣味だったのか、
前妻との間やら何やらで、
たくさんの腹違いの兄弟を残してくれました。

俺と、すぐ上の義姉の年の差は30年前後あります。

噂では、まだ会った事のない兄弟もいるとか。

今回の特集上映のおかげで、
俺の名がネット検索にて引っ掛かる確率も上がるでしょう。

まだ会った事ない兄さん、姉さん。

会いに来て下さい。

ネタに困るとすぐ、過去を切り売りする弟を、
許して下さい。

ちなみに、会った事のある兄弟とは、
全員と仲が悪いです。

● 叔母さん

母の兄弟で一番上の姉は、
神戸の新開地という場所にある、
今でいうところのソープ街で深夜のみ営業の喫茶店を経営してました。

生まれてすぐの数ヶ月は、
そこで育てられたと最近知りました。

ソープ街では、いろんな人の様々な顔を見ました。
特に、風俗で働くお姉さんたちは、
俺が子供だったという事もあり、
ガードを下げていろんな話をしてくれました。

新開地という場所は、
その当時ですら『かつての』繁華街でした。
底辺に生きる人たちがいっぱいいました。

子供の目線で、こうした環境や人々を見た経験は、
今、役に立ってます。

と、ここまで書いて気付きました。

仙台までは遠いなあと。

この記事は、次回作のロケ地(予定)である
仙台に向かう車中で書いてます。

今日は『移民の歌』を聴きながら書きました。

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竹洞哲也×小松公典×サーモン鮭山インタビュー

映画レビューサイトINTROにて、竹洞哲也×小松公典×サーモン鮭山ロングインタビュー、アップされました!

特集上映まであと半月。
引き続き宜しくお願い致します。

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2007年6月19日 (火)

親友の母・生肌・の・色香

第30回 『夏の影、踏んだ』

今日は、谷村信司&小川知子の『忘れていいの』を聴きながら書きました。

Kage02_1

(『夏の影、踏んだ』の撮影現場、三浦海岸の民宿にて。手前がこのブログ初登場の竹洞哲也監督)

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キョロザワールド参上!

Kyoro01第1回

はじめまして竹洞監督作品でオウタを書かせてもらってますキョロです♪♪

ピンク映画で歌入りの音楽が使われるのはめずらしいこと?!のようで。
皆さん「ハテ?!」って思っていることでしょー。
なので、今回は監督との出会いを書かせてもらいます( ´,_ゝ`)

竹洞監督と出会ったのは、監督が助監督として入っている現場でした。
私がヒョンなことから、ホステス役として役者デビューしたその日のことです。
演技経験のない私はテンパリながらもその空間に佇んでおりました。
なにしろ夏なのにクーラーも切った室内で汗だくで。
肩パットががっつり入ったショッキングピンクのスーツが、またまた私を緊張させたのです(;´Д`)

セリフもあったのにまったく暗記してなかったのでかなり迷惑をかけました!笑
この作品で曲を使ってもらえるかも。という話しも進んでいたのに見事にポシャリまして。
残念な出来事でございました。

ところが、ある日電話があったのです。
現場でもほとんど言葉を交わさなかった竹洞さんから!!!
用件は竹洞さんが「監督する映画で曲を使ってもいいかい?!」というようなもの。
そりゃも~二つ返事でしたよ。
「ハイ、ハイ(;´Д`)」とね♪
最初の監督の印象は「ニコニコしてる方」でした!!笑

そこからデビュー作となる「きみのこころ」が
「短距離TOBI-UO」に当てて作られたわけですな♪

(つづく)

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2007年6月18日 (月)

YONIN

Udon11_1第7回 竹洞組前夜⑦

前回に引き続き、僕のピンクデビュー作『夢野まりあ 超・淫乱女の私性活』(2002/山内大輔監督)のお話です。
(前回を読んでない方はこちらから)

あるお方の奇行のおかげでほとんど初日の撮影ができず、2日目・3日目で帳尻を合わすハメになったこの作品。
出番も役も全面的に変更になり、僕は急遽ランパブの客となりました。

さて、チーフ助監督の城定秀夫氏が寝ないで考えたランパブシーンの内容とは?

まず、最初に店を訪れた柳東史アニキがオキニのランパブ嬢・ゆきさんにプレゼントを持参します。
プレゼントの中身は・・・ゴーヤ。
しかしゴーヤでは彼女のハートを掴むことができず、軽くあしらわれ、帰っていきます。

今度は別の客=僕が現れ、 ゆきさんにマツタケをプレゼント。
すると、ゴーヤの時とはうってかわって大喜び。
彼女と僕はラブホでHに至る・・・というものでした。

ゴーヤは本物でしたが、マツタケは城定氏がシイタケを加工して作ったものでした。
元の台本にはマツタケなど出てこなかったのに、いつの間に作ったんでしょーか。驚きです。

僕はピンク初出演&初絡みでただでさえ緊張していたのに、
(ピンクで使うカメラはビデオカメラと違い、回る時にでかい音がするので最初は面食らうのです)
台本は当日変更になるし、なぜか先輩役者の柳アニキが僕のシーンをずっと見学してるし、やりにくいったらありゃしませんでした。
絡みはサーモンなのにほとんどマグロ状態で、終始ゆきさんのリードで終わりました。

僕も柳アニキもゆきさんも、自分が出る部分の改訂台本(しかもキッタネー字の手書き)しか渡されなかったため、全体像が見えず、この作品が一体どんな話になるのか見当もつきませんでした。
柳アニキは覆面のレイプ魔役という設定こそ変わりませんでしたが、シーンの意味合いや量・順番が変わって、演じている最中何が何だか判らなかったといいます。

しかも柳アニキの拘束日は初日とこの2日目だけ。
3日目はいなかったので、別の役で来ていた俳優・平川直大さんと城定氏、セカンド助監督の江利川氏が代わる代わるマスクを被って柳アニキの役を演じました。

一人四役ならぬ、四人一役。
通常、猫や犬や馬が主役の動物映画でしか見られない手法です。
この作品を注意して見ると、カットによってマスクマンの背が伸びたり縮んだり痩せたりお肉が付いたりしてる気がしますが、きっと目の錯覚です。

2日目・3日目は何とか作品を成立させるだけの分量を撮りきり(もちろん最初の台本とは内容が違いますが)、前例のないアバンギャルドな映画が完成したのでした。

初号試写の日。
誰もが作品の全貌を初めて知り、そして、驚愕しました。

つ、つながってる・・・

4人のマスクマンが、違和感なくつながっていました。
路頭に迷っていたキャスト陣も、ジグソーパズルのピースが合わさるかのごとく噛み合っていました。
これこそまさに映画のマジック・・・

山内&城定コンビの粘りと機転もさることながら、あの過酷な状況下で空中分解寸前の作品を鑑賞に堪えうる商品に仕上げたカメラワークの力も凄いなと思いました。

そのカメラマンこそ、後に竹洞組のレギュラーとなる創優和氏でした。
この作品以来、創さんには誰よりも多い回数、僕の恥ずかしい姿を撮ってもらってます。

次回に続きます。

(写真は『恋味うどん』の現場で、柳東史アニキ(右)と)

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M性感・切れ痔・便器ちゃん・俺鬼?

Yoshioka08第29回 『森鬼』⑥

『森鬼』についての項、
最終回を飾るのにふさわしいエピソードを書きます。

伴幌男にばかりでなく、
彼の獲物である詩子(青山えりな)の心情にも迫らねば書けない。
そう思った時、俺の足は自然と、
歌舞伎町に向いていました。

M性感の店にいました。

ボンテージ姿の美女が言いました。

『便器ちゃんて呼んでいい?』

やや舌足らずな甘い声に、
俺は素直に頷きました。

何故なら、手足は拘束されてる上に、
猿ぐつわもはめられていたからです。
ついでに、目隠しもされました。

彼女はまず、言葉責めを始めました。

昔、大塚にある激安ピンサロで、
言葉責めと呼ぶにはあまりにも直球過ぎるプレイを無理強いされて以来、
俺は言葉責めを素直に受け入れられない体になってました。

そんなトラウマーナな過去など知らぬ彼女は、
反応が鈍すぎる俺に苛立ったのでしょう。

『感じないの?いけ好かない便器ちゃんね!』

と言いました。

いけ好かれる便器ちゃんとは、どんな便器ちゃんなんだろう?

素朴な疑問が頭に浮かんだ時、
肛門一面がカッと熱くなりました。

『これならどう?便器ちゃん?』

彼女は、俺の目隠しを取りました。

スーパーマリオがデカくなるキノコみたいなバイブが、
尻からニョッキリ生えていました。

俺は長年の切れ痔持ちです。

差しこまれた状態だけでもいっぱいいっぱいなのに、
彼女はバイブのスイッチを入れたばかりか、
これでもかとピストンするではないですか。
あまりの痛みに、心が折れそうになった時、
彼女の『頑張れ!便器ちゃん!』という励ましの声が聞こえてきました。

それはいつしか熱い『便ちゃん』コールとなっていました。

『便ちゃん!』
『便ちゃん!』

まるで、押しきせながらも、そうとは気付かず励ましソングを歌う、
渡辺美里のようでした。

俺にも少し、マイレボリューションが分かり始めました。

直視は出来ない肛門に、ギザギザの傷が増えたとしても、
松居直美に何故、『ギザギザハートの子守歌』を歌わせたのかは、
いまだに分かりませんが、それは別問題です。

結局、時間内に果てる事はなかったのですが、
彼女からの呼び名が『便器ちゃん』から『便ちゃん』に変わっただけで、
俺は満足しました。

詩子の心情にはなれませんでしたが、
それでも満足しました。

と、ここまで書いて気付きました。

自腹を切った痛みは消えるが、
尻が切れた痛みはなかなか消えない事に。

ドーナツ型クッションを愛用しています。

『森鬼』は血の滲む思いで書きました。
実際、血は滲んでいました。

今日は、憂歌団の『嘘は罪』を聴きながら書きました。

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2007年6月17日 (日)

タケバウアー・眼帯・空き缶・キックボクサー

Matsuura01_2第28回 『森鬼』⑤

全国の松浦わびすけファンの皆様。
お待たせしました。

今回は『森鬼』における、松浦わびすけの全てを書きます。

プロットやシナリオを読んだわびすけ先生は、
役作りにおいて何やら閃きがあったのでしょう。

元・ボクサーの設定をキックボクサーに、
言葉は広島弁でというプランを伝えてきました。

面倒なので、『好きになさい』と答えました。

その結果は、スクリーンにて確かめて下さい。

それと、小道具として眼帯を要求してきました。

わびすけ先生に、自らが提案した小道具を持たせると、
必ず忘れるか壊すというジンクスがあります。
眼帯は急遽、袋に入ったままのコンドームを加工して作りました。
その出来ばえは、スクリーンにて確かめて下さい。

わびすけ先生が現場入りしたのは、
撮影2日目からでした。

旅館に来て、俺たちがすでに酒盛りを終えた事を知るや、
ビールの空き缶におしっこし始めました。

静かな夜は、放尿音に汚されました。
皆が顔をしかめる中、わびすけ先生はやりきった表情をしてました。

その表情は、スクリーンにて確かめられないのが残念です。

わびすけ先生はとにかく、
竹ちゃんに下の処理をさせるのが好きです。
毛の処理や前バリをさせる事で、
エクスタシーを感じてるようです。

この作品でも、竹ちゃんに前バリを頼んでいました。

貼りづらいように、若干ですが怒張させていました。

無理に反らせて貼りつけた為、
タケバウアーと呼ばれる前バリスタイルが完成しました。

イナバウアーという言葉が、巷でワンサカ使われてたとはいえ、
あまりにもなネーミングではあります。


さておき、その出来ばえは、スクリーンにて確かめられないのが、
つくづく残念です。

わびすけ先生は、本番よりテストで力を発揮します。

誠に残念です。

と、ここまで書いて気付きました。

もう『死霊のはらわた』についてはいいかと。

今日は、夢工場の『フォトジェニックエンジェル』を聴きながら書きました。

(写真は『森鬼』撮影2ヶ月後、2005年度ピンク大賞での松浦祐也(男優賞受賞)の勇姿。
このパフォーマンスが災いしてか、2006年度の男優賞は逃した)

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2007年6月16日 (土)

料理・虫けら・ひょう・キョーッ

Jyukai05第27回 『森鬼』④

地方ロケといえば自炊。
料理は主に助監督や俺が作ってました。

この『森鬼』に関しては、料理スタッフとして行ったよなもんです。

腕前は、『哲也の寿司』こと竹ちゃんと互角、
あるいは母子家庭育ちで料理経験の長い俺がややリードか。

何のリードか分かりませんが。

与えられた調理環境は、最悪でした。
ガタのきた携帯ガスコンロしかなく、
料理には命ともいえる、火が自由に使えない。
使えても、火力は微力。

おまけに、最終日直前には、燃料切れ。

都会と違い、樹海には24時間開いてる店などありません。

朝早くに、竹洞組最多出演記録保持者の助監督・山口大輔が、
遠く離れたスーパーに買いに行きました。

なかなか戻ってきませんでした。

志那役の朝日かりんを迎えに行ったついでなので、
駆け落ちでもしたのかとソワソワしました。

違いました。

理由は、路面状況が最悪だったからでした。

強烈な雨男である竹ちゃんのパワーは、
この時ピークを迎えてました。

雨のみならず雪、おまけにひょうまで。

かの前田慶次が天に愛された男ならば、
竹洞哲也は雨に愛された男です。

俺も愛されたいです。
永田ルリ子に。

おニャン子クラブ・会員番号18番は、
永久欠番にして欲しいです。

調理する上での、もう一つの大敵は、
暖房によって春が来たと勘違いした虫の大群です。

『ゴーストバスターズ』のダン・エイクロイド気分で、
掃除機背負って吸いまくってやろうと思いましたが、
掃除機がありませんでした。

そこかしこから湧いてくる虫を、
吸いたくてしかたがありませんでした。

松坂季実子の出演作を見た時も、
吸いたくてしかたがありませんでした。

もっと吸いたくてしょうがない存在は、庄司みゆきです。

たまりません。

『ゴーストバスターズ』といえば、レイ・パーカーJr.ですが、
吹田明日香がカバーしていた事は、
わりと知られてない事実です。

元・カジャグーグーのボーカルのリマールが歌う『ネバーエンディングストーリー』のカバーは、
誠意大将軍だった宝石デザイナーがしてました。

と、ここまで書いて気付きました。
またまた『死霊のはらわた』について、
触れなかった事を。

その気はありますが。
今日は、西城秀樹&バリー・マニロウの『腕の中へ』を聴きながら書きました。

(写真は2月だというのにカメムシが大量発生したロケ現場)

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2007年6月15日 (金)

志那・ホンキートンクマン・獲物・場所

Jyukai02第26回 『森鬼』③

名字を伴にしてしまったが為に、
しっくり来る幌男の妻の名を考えるのに苦労しました。

米国のプロレス団体WWEに、ジョン・シナという、
悪童ラッパーキャラのレスラーがいます。

ジョン・シナ(前はシーナという表記だった。女優の永森シーナとは別人)と伴志那。

ありがとうございました。

WWEは昔、WWFという団体名でした。
その当時のトップレスラーを使っての
アーケードゲームには燃えました。

人気はあるものの、
それ以外はただのオッサンだった、
ホンキートンクマンを使って、
強豪レスラーを倒すのが快感でした。

また、80年代のレスラーの事を書き出すと、
歯止めが効かなくなるので、
とりあえずディック・マードック最強論と、バズ・ソイヤーが大好きだった事だけ、
ここに記しておきます。

『監禁』という言葉から、逃げられない場所=樹海を思い付き、
実際に使えたのはありがたかったです。

樹海という場所は、獲物が自ら足を踏み入れるという意味で、
とてもありがたい場所です。

さらに言えば、死ぬつもりの人間を獲物とするというシチュエーションを使えるのも。

実は、もう一ヶ所、この手の話をやるには良い場所があります。

海の近くです。

いずれ、やりたいです。
人の死を描く事もOKであれば。

『海鬼』。

やりたいです。

と、ここまで書いて気付きました。
またも『死霊のはらわた』について、書いてない事に。

次回に。

今日は、内海和子の『シーサイドセッション』を聴きながら書きました。

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2007年6月14日 (木)

おばさん・規制・奇声・マサルさん

Morioni01第25回 『森鬼』②

この映画がスラッシャーではなくホラー、
それもテイストに踏みとどまったのは、
人死にがNGという規制によるものです。

直接描写は当然、匂わせるのもNGという事で、
小林節彦さんが演じる始末屋を登場させたのです。

イメージとしては、『13金』のパート3で、
後々ジェイソンに殺される若者集団に、
よたよたゴニョゴニョ話しかける老人です。
このパート3は公開当時、
飛び出す立体映画として話題を呼びました。
『ジョーズ4』も飛び出し映画でしたが、
飛び出し度では『13金パート3』に及びませんでした。

面白さもですが。

さて。

シナリオ上では、怪鳥のようなとある伴幌男の絶叫。

実は、最初から『キョーッ』と決めてました。
シナリオに書かなかったのは、
それを直せという指示をいただかない為にです。

うすた京介氏の漫画『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!マサルさん』の中で、
無理して『キョ』で笑う一団が出てきます。
彼らが大好きなあまり、『キョ』で叫ぶキャラになったのです。

そういう意味では、伴幌男の行動はすべて、
セクシーコマンドーだったのかというと、
そこまでの意味はありません。

もしも、続編を作る事が出来たなら、
オカルトブームの世相を反映して製作された、
必殺シリーズの中でも異色作とされる、
『とべ!必殺うら殺し』に出てくる、
市原悦子が演じるおばさんみたいなキャラを出したいです。

役名がおばさん。

思いきりが良すぎる役名です。

あの、市原さん独特のほわーんとした声と雰囲気で相手に近付き、
いきなり包丁でブスリ!というのは、
かなり怖いと思います。

同作には若という役名で、しかも男女不明キャラ、おまけに武器はなく素手で殴り殺すという、
美味しい役どころで和田アキ子が出ていまして、
エンディングテーマも歌っているのですが、
その曲を作ったのが、浜田省吾というのは、あんまり知られてないようです。

と、ここまで書いて気付きました。

また『死霊のはらわた』について書いてない事に。

次回に。

今日は、和田アキ子の『愛して』を聴きながら書きました。

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2007年6月13日 (水)

本当にあったこわい話

Maria_3第6回 竹洞組前夜⑥

鬼畜系Vシネマを7本撮った後、山内大輔監督は1年半ほど新作が撮れなくなりました。
きっとキャストやスタッフ達の生き霊が取り憑いていたのでしょう。
当時は山内組にしか出てなかったサーモンも、当然開店休業状態になりました。

ところが2002年・夏。
山内監督は突如ピンク映画界に参入します。
久々に会った彼は、自慢の金髪ロン毛をバッサリ切って黒髪になっていました。
ようやく真人間に戻る決心をしたのかと胸が熱くなり、僕は出演を快諾しました。

しかし僕と山内監督のピンク映画デビュー作『夢野まりあ 超・淫乱女の私性活』は、またもや呪われた展開になりました。
僕が呪われていたわけではありません。監督が呪われていたんでしょうね。

僕は公園でヒロイン(OL)の背後に現れ、 「だあーれだっ」と目隠しするセクハラ課長の役。
さほど重要なシーンではなく、2日目だけの出演で、絡みもありませんでした。

撮影初日の21時過ぎぐらいでしょうか。 チーフ助監督の城定秀夫氏から電話がかかってきたのは。
声のトーンからただごとではない事態だと判りました。

「今日予定してたシーンがほとんど撮れなかったので、台本通りに撮るのは現時点で既に無理。
内容大幅に変わります。台本これから直します。セクハラ課長じゃなくなります。
何の役になるかはまだわかりません。とりあえず予定通り来てください」

あの・・・ものすご~く不安なんですけど・・・
僕は電話を切ろうとした城定氏に慌てて訊ねました。
「城定さん、衣裳は・・・衣裳は?!」

城定氏は、全く想定外のことを訊かれたかの様子でした。
「・・・スーツで・・・いいかな・・・」
スーツでいいかな、って・・・エキストラだってフツーは衣裳指定されるのに・・・
僕は鈍器で後頭部を殴られた気がして、それ以上何も言えませんでした。

一時間半後、今度は山内監督から直々に電話がかかってきました。
やはり声が疲れ果てていました。

「今日予定してたシーンがほとんど撮れなかったんで、台本通りに撮るのは無理。
内容大幅に変わるから。台本これから直すから。セクハラ課長じゃなくなる。
何の役になるかはまだわからないな。とりあえず予定通り来て」

僕は電話を切ろうとしたY監督に慌てて訊ねた。
「監督、衣裳は?! スーツでいいの?!」
「・・・大丈夫かな・・・大丈夫だね・・・」

オイオイ、不安だな!
ここまでくると僕も腹をくくるしかありません。
しかし集合時間は早朝。あと数時間で改訂台本はホントに上がるんでしょうか?

数時間後。
集合場所に監督と城定氏が並んでやってきました。
あの時の2人の顔を僕は一生忘れないでしょう。
あれこそ、生ける屍、リビング・デッドの表情でした。
新宿のカプセルホテルで、2人で寝ずに台本を書いたんだそうです。

渡された台本は明らかに清書などしていない、キッタネー字の走り書きでした。
僕は小金井という役名こそそのままでしたが、いつの間にかランパブの客になっていました。
もちろん元の台本にはランパブのシーンなどありません。
それどころか香盤表すらなく、撮影する順番も監督と城定氏が行きあたりばったりで決めてました。

なぜこのような事態に陥ってしまったのでしょうか。
初日にいなかった僕は又聞きでしか知りませんが、どうやらある方が「スタジオに霊がいる!」とか言い出したり、奇妙な言動を繰り返したのが原因のようです。
ていうかこれ以上書けません。

控室で、竹洞組などで何度も共演することになる柳東史アニキ、そして(横浜)ゆきさんと「この作品、どうなっちゃうんだろう?」なんて話をしました。
柳アニキとは初対面でしたが、僕のことを知っていたのに驚きました。
山内Vシネのオーディションを何度か受けたことがあり、作品をよく観ていたそうなのです。

柳アニキは、残酷Vシネによく出ていた僕のことを「残酷役者」と呼びました。
僕は「何なんだこの人は」と思いました。

後に(脳)ミタカ商事という奇妙な脳内企業を一緒に旗揚げすることになるとは、夢にも思いませんでした。
柳アニキには世話になってますし、役者としてはリスペクトしてますが、人間的にはどうかと思う部分もあります。

・・・こんな締めにするつもりじゃなかったので、次回に続きます。

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森鬼・キョーッ・バーニング・伴幌男

Morioni03第24回 『森鬼』①

これまでの竹洞組作品の中で、
もっとも早く書けたのは、この『森鬼』かもしれません。

それだけ、ノッて書いたって事です。

理由は簡単で、俺がホラー映画好きだからです。

神戸の新開地という場所(かつては市の中心部でした。俺が物心ついた時は、その面影がかすかに残ってました)に、
聚楽館(しゅうらっかん)という、
今でいう総合レジャー施設があり、
映画館も建物内にありました。

幼稚園くらいの時に、ここで『ジョーズ』を観て、
海に入るのが怖くなりました。
今は、ロイ・シャイダーを見なくても、
警官が怖いです。

実写版『はだしのゲン』を観たのも、
この劇場でした。

映画を観て、ゲロを吐いたのは、
ゲンが初めてです。

『死』というものを意識したのもです。

ホラーにどっぷりとハマり始めたのは、
いつ頃だったかは覚えてませんが、
映画より先に、『恐怖新聞』や、ひばり書房のホラー漫画とか、
再現ドラマがやたらと怖かったテレビの『あなたの知らない世界』にハマってました。

なぜか、ロードショー誌で小さく紹介されていた『ゴアゴアガールズ』を、よく覚えています。

『ゾンビ』や『13金』などの有名どころから、
色々と見て来た中で、なぜ『バーニング』のバンボロの名をいただいたか?

ジェイソンでは、感じを使った人名を、
作りにくいからです。
バンボロから名をいただいた伴幌男。
彼の『キョーッ』という叫び声は、
何に影響を受けてのものか?

それは次回に。

と、ここまで書いて気付きました。

映画の道に進む事を決定づけた、『死霊のはらわた』について、
何も書いてない事に。
次回に。

今日は、アンジーの『蝿の王様』を聴きながら書きました。
Morioni04

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恐怖のドライヴ

Koda06第6回 『森鬼』③

そして夜中に私の出番は終了し…


次の日が茨城でSODクリエイトさんの撮影だった為、雪の中…スタットレスを装着していない愛車で1人寂しく、山梨から帰ってきたのです


山奥!?だった為…真っ暗なうえに目印もない、ナビの表示は道のみ


ホント
凄い所に連れてこられてしまいましたよ

それとぉ
山梨→茨城ってぇ

どんだけ移動するんじゃい!!


ただ
1つこの作品に出演して、良かった事があります

それは…樹海でのロケ乗り切ったんだからって…大変なロケも頑張れるようになった事


樹海よりはマシが口癖になってます('-^*)/


でも最近…樹海以上に大変だったロケがあった為、その口癖も減ってきました


倖田…結構カラダ張ってます(^o^;)


雨女ではナイんですが…台風は呼びます(笑


そんなこんなで、倖田の中では…かなり印象深い作品なんです

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2007年6月12日 (火)

佐倉さん・バリキーヌ・由美香さん・トビウオ

Tobiuo02_1第23回 『短距離TOBI-UO』④

この作品は、母親役で出演されている、佐倉(萌)さんの協力がなければ、
撮影出来ませんでした。

熱海とホテトル『竜宮城』の事務所は、
佐倉さんの協力を得て使わせていただいたからです。

随分と前に、タイトルも忘れてしまった痴漢電車モノに、
出ていただいた事があります。

ヒロイン役よりも、色香を漂わせていたので、
観終った後に、主人公の男が佐倉さんではなく、ヒロインに走るのが分からないといった印象がありました。

バリキーヌは、吉岡が演じる三島がハマッている、深夜アニメの主人公です。

助監督の絹張の名をひっくり返しただけです。
絹張ことキヌは、うちから五分とかからぬ場所に住んでます。
なので、そこかしこで会います。
次によく会うのは、荒木太郎監督です。

キヌのアゴはしゃくれています。
その上、メガネっ娘が好きです。

その辺りに好感が持てます。

俺の仕事部屋に来ては、『WORST』や『ジョジョ』を読んで帰ります。

さて。

この作品をやろうと思った時に、
トビウオのイメージを重ねたのが、林由美香さんでした。
『思い出がいっぱい』の時に、『また』と約束したのを思い出しました。

由美香さんの事を書こうとしたり、話そうとすると、
どうにもうまくいきません。

照れのせいなのか、悲しみのせいなのか、僅かばかりの思い出のせいなのか、
おそらく全部がごっちゃになってでしょうけど。

あの日。仕事をしている時にメールが来ました。
複数の人からメールや電話をもらい、
初めて現実なんだと理解しました。
わびすけ(松浦祐也)は、自主映画の『Y』を撮影中でした。
泣き声のわびすけに言いました。
『今やってる仕事は、きっちりやらんと』

由美香さんだから、そう思ったのかもしれません。
映画の作り手として、そう思ったのかもしれません。

分かりません。

分からないままに月日は過ぎました。

ちょっとずつでも飛べるトビウオのように、過ごせてこれたか?

分かりません。

が、立ち止まってはいないと思います。

と、ここまで書いて気付きました。

子のヒビキックに飯を食わせてない事に。

子供は、飯も食うけど金も食います。

今日は、ミス花子の『河内のオッサンの歌』を聴きながら書きました。

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JOJOの奇妙な小道具

Dead01第5回 竹洞組前夜⑤

1999年の『赤い密室』(あかいへや)を皮切りに、山内大輔監督のスプラッターVシネマ7連発が始まりました。
僕はシリーズ2作目の『無残画』(むざんえ)から6本連続で出ています。

サーモン鮭山という芸名は、デビュー作の『お手入れ生中継!!』の撮影後に自分から提案した名前です。
キャストが3人しかいないのに助監督と出演者の名前が同じだとあまりにチャチすぎるから、というのが理由。
元々中学生時代に遊びで考えていた名前で、1本限りのつもりでテキトーにつけたものです。

ところが『無残画』では、監督の強い意向で役者オンリーで呼ばれることになりました。
まったく面識のない助監督から生まれて初めて「サーモン鮭山さんの電話でよろしいでしょうか?」と連絡があった時の違和感は今でも忘れられません。
「オレはサーモンじゃねえ!」と、心の中で何度も叫びました。
納得いかない芸名をつけられた新加勢大周の心情が理解できる気がしました。

電話をしてきた助監督が城定秀夫(じょうじょう)氏。
このシリーズでは、彼をはじめピンク畑の助監督さんや役者さん達と初めてお仕事することになりました。
例えば、神戸顕一、平川直大、竹本泰志、里見瑤子、相沢知美、佐々木基子、さとう樹菜子、時任歩、吉田祐健(以上敬称略)といった方々と共演させていただきました。
にっかつロマンポルノや若松孝二監督作品はよく観てましたが、80年代以降のピンク映画は未見でした。
自分の知らない世界にたくさんの個性派・実力派俳優がいることを知り、毎回新たな発見があったものです。

超低予算にも関わらず、いつも山内監督はムチャクチャなホンを書いてきました。
焼きソバパンを食っていたデブ女が、路上でダンプに轢かれて飛び出た内臓から焼きソバが顔を出すとか。
股間から胎児を取り出し、ヘソの緒で男の首を絞めて殺すとか。
首をはねる、腕を切り落とす、眼球が飛び出す、内臓がはみ出す系は日常茶飯事でした。

ちなみにヘソの緒で絞殺されたのは吉田祐健さんですが、
後年竹洞組『短距離TOBI-UO』で久々にお会いしたら、「あの気持ち悪い作品!」と顔を歪めてらっしゃいました。

変態御曹司役の竹本泰志さんが、女子高生役の里見瑤子さんの自転車のサドルを盗んで真空パックで保存してるとか、カテーテルを彼女の尿道に突っ込んでオシッコを飲むくだりもなかなか頭が悪い描写でした。

僕が出た中で一番過酷だったシーンは、クリスマスイブ前日に湖のほとりで全裸で時任歩さんと絡ませられ、
しかも豚の内臓混じりの血糊を頭から大量にぶっかけられるというものでした。
寒くて辛くて、ロケ終了後泣きながら家に帰ったのを覚えています。

そんな病んだ小道具を一手に引き受けていたのが、美大出身の城定氏。
毎回毎回「肉屋で豚の内臓仕入れてきました」と監督に報告していました。
常にホルモン過多の現場でした。

役者の衣装にパイプを通し血糊を噴射させたり、シイタケを加工してマツタケを作るとか、いろんなものを擬似でこさえさせたら天下一品でした。
シイタケを加工してマツタケを作るスキルは、おそらく他の映画の現場では必要ありませんが。

何本か仕事して打ち解けてきた頃、JOJO氏に訊ねてみました。
「Youタケホラ知ってる? me同級生なんだけど」
彼の回答は「よーーーく知ってますよ」。
声のトーンから不穏な空気を感じ取った僕は、それ以上タケホラ君について訊ねるのを止めました。

時は流れ2002年、山内監督のピンク進出と城定氏の監督デビューによって、僕もピンク映画界に足を踏み入れることになります。

次回から竹洞組ゆかりのメンツが徐々に登場してきます。

(写真は2000年リリースの『最強女子コーセー伝説 キョーコVSゆき』より。剣を額に突き刺され絶命するシーン)

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2007年6月11日 (月)

吉岡・柳之内・祐健さん・テレクラ

Yoshioka03第22回 『短距離TOBI-UO』③

この作品では、吉岡(睦雄)・柳之内(たくま)・(吉田)祐健さんが、フレッシュな男性陣として、
竹洞組に参戦しました。

吉岡は、わびすけ(松浦祐也)がライバル視しています。
一方的なようですが。
そのくせ、自分が監督した自主映画『Y』の主役に起用しています。

吉岡に主役を引き受けてもらう為、わびすけは新宿の喫茶店に彼を呼び出し、『俺が払うから』と言いました。
吉岡が帰った直後に、自分が飲んだコーヒー代すら、
持ち合わせてない事に気が付きました。

俺の携帯が鳴りました。

自宅から新宿に行きました。
何の用事もないのに、行きました。

竹洞組で初めての薔薇映画『終わらない始まり』で、
吉岡は出演ではなく、音楽を担当しています。

曲だけ渡してくれればいいのに、
音源はなぜか、ライブのように語りから始まってました。

これはこれで、公開したり商品化するといいなと思います。

役者としての魅力は、様々なところで語られている通りでしょう。
彼もまた、サーモンさんと同じく、
竹洞組ではいろんな役に挑んで欲しいです。
あまり褒めると、わびすけ先生からの電話が怖いので、この辺で。

柳之内は、シラフの時はクールな印象があります。
酔うとすぐ寝る印象があります。

柳(東史)の兄さん繋がりで今後、コミュニケーションを深めていけば、
(脳)ミタカ商事入りもあるやもしれません。
が、それを頑なに拒まれる印象もあります。

祐健さんとは、知り合ってから随分と経ちます。
Vシネマ『新入生痴漢ゼミナール』という作品の時、
あのイブさんも出演という事で、
テンションを上げられてた記憶があります。
他にも、『愛咬鬼』で演じてもらった、都市伝説に詳しいライター役も好きでした。

ちょっとした狂気を、さりげなくかもし出す辺りも好きです。

とまあ、好きな役者さんなので、この作品で一緒に仕事が出来たのは、
個人的喜びの一つです。

さて。

この作品はホテトルという業種を扱ってますが、
俺は利用経験がないです。
お金があれば、経験出来たでしょう。

カタカナ四文字繋がりでだと、
テレクラなら常連レベルでした。
会話から、話のネタや文章のリズムを学ぶ為と、
周囲には言ってましたが、
単に好きなだけです。
ある日。相手と会話が弾み、会う約束を取り付けるまであと一歩といった状態の時に、
ウンコが我慢出来なくなりました。

相手にいったん切るから、俺(がいる部屋)を指名して五分後にかけ直してと頼み、
トイレにかけこみました。

あんまり慌ててたので、
便座の上にウンコしてしまいました。

便座の上に一本糞が乗っかっている光景は、何となく笑えました。
ウンコを誰かに見せたいと、あれだけ強く思った事は他にないです。

次の人の事を考えて、ウンコを便器内に落としました。

部屋に戻りました。
電話は鳴りませんでした。

と、ここまで書いて気付きました。

テレクラに費やした金があれば、
ホテトルを利用出来た事に。

素人が好きです。

今日は、デビット・ボウイの『レッツダンス』を聴きながら書きました。

諸事情があり、彼で抜いた事があります。

Tobiuo05(写真は母子ものを強く意識したバージョンのエンディング)

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2007年6月10日 (日)

樹海でキャミソール

Koda05第5回 『森鬼』②

サーモンさんと樹海で心中前の絡みを撮影したんですが…

1カット目が終了し…2カット目のテストで事件発生☆


目の前の木に捕まったら

折れちゃったぁ( ̄□ ̄;)!!


繋がらないじゃあ~ん


倖田→とりあえず折れてしまった木を植えましたょ(´∀`)
まぁ
そのシーンは無事終了したワケですがぁ~


でもさぁ
樹海の木なんか折っちゃって、縁起悪くねぇかぁ~( ̄○ ̄;)


そぅです
運気は急降下↓


その後…雪降りました(T_T)
外ロケ残ってるのに(泣


しかもキャミソール姿だったので、マジで死にそうな感じでしたよ


凍死寸前→寸止め状態で、外のシーンも無事終了(^O^)/


次は室内でのシーンo(^-^)o

ポカポカで…これほどストーブがあるコトを幸せに感じた時は、ありません\(^_^)/


そんな小さい幸せもそぅ長くは、ありません


またもや事件発生☆


暖かかったせいで…


タマムシ大発生!!


掃除機で吸い込まなければ、いけない程の大量発生ですよ


雪の次は虫かよぉ~


虫との戦いも落ち着きを見せた頃…


今度は…
なんだか冷えてきた気がしない!?


ストーブ先生が止まってしまったではないかぁ~ッ∑( ̄口 ̄)


そぅ
灯油がなくなってしまったのだぁ~(>_<)


暖かかったはずの部屋が…
夜の冷え込みとともに冷えていったのは言うまでもありません


えりなちゃんと私が捕らわれてた部屋は…ひぇひぇですよ

つうか小屋自体が、ひぇひぇさぁ~


マジで死にそうになりました


寒さに弱いんです


青森出身の竹洞監督と違って…

(つづく)

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2007年6月 9日 (土)

トビウオ・ヒラメ・アワビ・ハニー

Yoshioka05第21回 『短距離TOBI-UO』②

トビウオ(※注1)という女性は、どういう奴か?
真っ先に思いついたのは、
履歴書にプリクラを貼るタイプだというイメージでした。
設定や状況が重くとも、
嫌味なくふんわりかわしそうな女性のイメージが、それだったのです。

あと、『ぴょん』も決めてました。
これを実質的なラストシーンにして、
エンディングテロップ後に
トビウオが保育園前で『ふわぁ』とひとアクビ。

というのが、第一稿の流れでした。

それがまあ、いわゆる大人の事情で変わる事となりまして、
実際に撮影されたラストシーンとなりました。

こういう事は、よくある事です。

トビウオのキャラが出来た時、
『なんか、くだらねえ過去に縛られてる女』を出したくなりました。
それで、ヒラメ(※注2)というキャラを作り始めました。

お会いした方に、ヒラメが途中からいなくなる(活躍しなくなる)のは?と、
聞かれる事があります。

作品テーマが、『女の戦い』であれば引っ張ったかもしれません。
ですが、そうではないのでというのが理由です。

そしてアワビ。(※注3)
実はスピンオフ企画を撮れるなら、
このアワビでやりたいのです。

積極的な(そのくせ悲観的な)ダメ女というのは、
書いてて楽しいです。
現実に付き合うのは嫌ですが。

このキャラで最初に決めていたのは、
性格よりも肉体的な事です。
カラス貝のような(異臭付き)性器の持ち主で、
それをサーモンさん演じる店長に罵らせたかったし、
アワビには、『武器』として活躍して欲しかったのです。

この二人には、敏江・玲児のような
ドツキ漫才的関係を想定して書きました。

さて。

さてさて。

もう一人、海の生物とは全く関係のない、
新人ホテトル嬢のハニー。(※注4)

シナリオの段階では、登場シーンもセリフも、
実際のものよりはややありました。

それが減ったのは、
やはり、よくある事です。

と、ここまで書いて気付きました。

今回も普通に書いてしまった事に。

ネタ部門は、わびすけに任せます。

今日は、松本友里の『飛んで火にいる恋の虫』を聴きながら書きました。

※注1:演じたのは、青山えりな。
 注2:演じたのは、今野由愛。
 注3:演じたのは、倖田李梨。
 注4:演じたのは・・・伏せておきます(笑) by サーモン

Tobiuo04

(写真は第二稿のラスト)

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2007年6月 8日 (金)

私の人生返せーッ!!

Koda04第4回 『森鬼』①

今日は『森鬼』について、お話したいと思います

私は、サーモンさんとW不倫をしている役で出演しておりますぅ(・ω・)/

…で2人で心中する

ハズだったんですがぁ~


逃げられちゃうんです(*´Д`)=з


なんで
置いていくのよぉ~

…という叫びも虚しく、一人取り残されるワケです(ノ_・。)


そこで森鬼に捕まってしまうんですよ


キョーーッ!!


私の人生返せーッ!!てな具合です

心中するつもりだったら、別にえぇやんって声が聞こえてきそぅですが…


好きな人と心中するのと…
訳分からん奴に監禁されて、殺されるのでは全く違います。

ツライですよ…そんなの


…と
まぁ、自分目線でしか作品の説明出来ないダメな奴です


ゴメンナサイ


それは、そぅと
心中と言えば…
樹海!!

ホントに樹海行かんでもえぇやん


…しかも激寒だったんですよぉ


まぁ
夏だったら…違う意味でも危険だったような気がするんで、良かったのかもしれません(^_^;)

(つづく)

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熱海・漫画・転機・サーモン

Tobiuo03_1第20回 『短距離TOBI-UO』①

『短距離TOBI-UO』という作品は、
いろんな意味で転機となった作品ではないかと思います。

今の『竹洞組』というスタイルが確立されたのが、
この作品だと思うのです。

脚本のスタイルも、変わりました。

ピンクは予算を考えて、登場人物の数を抑えますが、
この作品からは、そんな気遣い無用とばかりに、
わんさか人が登場します。

これは、俺が希望しました。
人物が増えれば、ハコ代(セット代)もかさむ。

普通なら渋い顔をされるか、即却下されそうな話ですが、
竹ちゃんはすんなりOKでした。

お互いに、口に出しあった事はありませんが、
『ピンクだから』と予算的に縮こまる事に辟易していたんでしょう。

話作りのきっかけは、『熱海が使えるので、ホテトルものをやりたい』という
竹ちゃんの意向を受けてでした。

とある漫画にシビれたご様子なので、
俺も貸してもらって読みました。

シビれました。

そこから、キャラ作りに入りました。

書きたいワンシーンと、キャラを産み出せれば、
話はどんどん出来ていきます。

主人公は、少しずつしか飛べないトビウオのような女性。
これは直感でひらめきました。

そのトビウオを受けとめるキャラとして、
店長はどんな人かと考えました。

性格を考えると、セリフも次々浮かんできます。

脳内に浮かんだイメージは、
サーモンさんでした。
いつもと違うイメージの役で、
強烈な印象に隠れている魅力を引き出したい。

加えて、マルチな活躍をみれば分かるように、
器用な役者であるというのを
この役を通じてアピールしたい。

そういう気持ちもありました。

あらゆるキャラが、どっかしらおかしいという中で、
まともさを軸にデンと構えている店長というキャラは、
演じるのが難しい役ですが、
サーモンさんは演じ切ってくれました。

と、ここまで書いて気付きました。

今回は、まるっきり脱線していない事に。

根は真面目なA型です。

今日は、志村香の『曇りのち晴れ』を聴きながら書きました。

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2007年6月 7日 (木)

ほっとピンク

Koda03第3回 竹洞組と私③

私は、いつも女性に好かれるAV女優になる・女性が見られる作品に出たい
(AV・ピンク映画含め)って言ってるんですが、竹洞組の作品は…女性が観ても楽しめるはずなんです

どうしてもピンク映画館って入りにくいじゃないですかぁ

倖田は、よく出没しますが…


今回、ポレポレで上映されるって聞いて、すごく嬉しかったんですよ
多少なりとも関わってる人間としては…

ピンク映画館に行きにくいって思ってる人達に観てもらえる機会が出来たワケですからぁ


観たら…きっとピンク映画のイメージ変わる!!そぅ思ってもらえるはずです


だって
終わった後に温かい気持ちになれるから…


なんだか
いろいろありすぎて…何を書いたらいいのか分からなくなってしまいましたがぁ(^o^;)

倖田は観客として、ポレポレに行こうと思ってます
ちなみに…
私は『恋味うどん』『短距離TOBI-UO』『森鬼』に出演しております

1週間倖田が出てるコトになります

まぁ
それを言ったら、レギュラー陣のサーモンさん、松浦くん、えりなちゃんも同じなんですが…


皆さん!!
この夏…
温かいピンク映画観ませんか??


倖田は、いい広報になれるかもしれませんねo(^-^)o
サーモンさんの次に…

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旅館名・床屋・牧童・連れション

Mauyubi05第19回 『舞う指は誰と踊る』⑤

劇中に出てくる、那波さんが経営する旅館の名前は、
もっとも好きな日本人レスラーの、
故・橋本真也さんの名から一字、いただきました。

生まれたのは俺が先ですが、
同じ日に誕生(旗揚げ)したのが、
新日本プロレスです。
三歳くらいから、アントンワールドに慣れ親しんだ俺ですが、
根っからの浮気者なので、
新日本一筋ってなプロレスライフを送ったわけではありません。

高校生の頃は、テレビ東京系列で放映していた
『世界のプロレス』に夢中でした。
同じUWFでも、前田や佐山が活躍していた団体ではなく、
ビル・ワットの団体に夢中でした。
初代王者決定戦は、テリー・ゴディVSスティーブ・ウィリアムス。

彼らが殺人魚雷コンビを結成する前の話です。

さて。
プロレス界には、『荒くれ牧童』という、
強いんだか弱いんだか分からない異名を持ち、
かの輪島大士にプロレスのイロハを教えた、
ネルソン・ロイヤルという方がいました。

『舞う指は誰と踊る』にも、画面に映らないところで、牧童が活躍しています。

夏目さんと那波さんが語らう牧場のシーン。
背後の牛たちを操っているのは、
松浦わびすけ先生です。

牛は巧みに操れるのに、
役者としての自分を操れないのは不思議です。

トーボ君以上に不思議です。

メインロケセットとなった家の近くには、
昭和初期そのままのような
床屋さんがありました。

昔ながらの散髪用椅子が二つ並んだだけの店内には、
人を惹き付ける魅力があったので、
いつか使いたいものです。

魅力といえば、女性同士の連れションに、
とても魅力を感じるタイプなので、
劇中に盛り込みました。

と、ここまで書いて気付きました。

ほとんど、プロレスについてしか、
書いてなかった事に。
書き足りません。

今日は、小柳ルミ子の『今さらジロー』を聴きながら書きました。

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2007年6月 6日 (水)

吉沢明歩インタビュー+オリジナル予告編完成!

Movie Walkerにて、R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3公開記念・吉沢明歩インタビュー、アップされました。

オリジナル予告編もアップされました。

合わせまして宜しくお願い致します!

「R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3」オリジナル予告編

構成・編集:松江哲明
テーマ曲:ニナザワールド「Life is Love」

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セックスと演技とキネシオテープ

Yamanouchi01_1第4回 竹洞組前夜④

『女の子の部屋 お手入れ生中継!!』は山内監督の友人宅で2日撮り。
スタッフ全員と、主役以外のキャストは監督の友人・知人ばかりで、まさに自主映画状態でした。

現場の移動もなくお手入れシーンばかりだったのに、初日からなぜか徹夜状態。
僕は助監督でしたが、監督がこだわっているポイントがまったく理解できませんでした。

脱毛クリームを腕に塗りたくる場面になると、僕らは監督と主演女優さんだけを残して部屋の外に出ました。
監督は自らカメラを持ち、ただのお手入れシーンをまるでハメ撮りでもするかのように撮り始めました。
こんな大人にはなりたくないなと思いました。

主役のコもうんざりしたのでしょう。
僕らのケアが行き届かず、時間を追うごとに彼女の機嫌は悪くなっていきました。
山内監督が女優に嫌われるのは、この時からの恒例行事です。
最後の初体験シーンを撮り始める頃には、2日目のてっぺんを越えて3日目の明け方になってました。

いよいよ僕もVシネ男優デビュー。
作品のためなら、脱ぐのに抵抗はありませんでした。
乳首も乳輪もお見せする覚悟はできていました。

Vシネマやピンク映画はAVとは違って疑似本番です。
生まれて初めて前バリというものを装着する瞬間がやってきました。
しかし前バリの仕方などわかりませんし、教えてくれる人もいません。

しょうがないので、昔『笑っていいとも!』で時任三郎さんが前バリの話をしていたのを思い出しながら、キネシオテープとガーゼを切って自己流で作りました。
さんざん苦労したのに、監督に「前バリ、でかすぎるんじゃないの?」と言われ、殺意を覚えました。

ヒロインの初体験シーンが、奇しくも僕の絡み初体験となりました。
衣装は、後々僕の定番ファッションとなる白ブリーフ一丁でした。

前フリも台詞もなく、いきなり絡みが始まりました。
もはや演技もクソもありません。
はじめてのチュウをした瞬間、相手が不機嫌になったのが分かりました。
そこまでの不満を爆発させたのか、監督や僕に文句を言い始めました。

全く息が合わず、肌の温もりも感じない。
竹洞組の『森鬼』で真冬の樹海で絡んだ時以上に極寒の絡みでした。
いや、樹海の方が寒かったな。すみません、ウソつきました。

冷えきっているこちらの様子に全く気づかないのか、山内監督は悪趣味な演出を続けました。
最後に撮ったカットは、彼女に微笑みかけた時、僕の歯に陰毛が挟まっているというものでした。
その毛は、僕が自分の脇毛を切って洗って使いました。

・・・どこが「理想の彼氏」やねん。
「サーモン=変態」路線はここで決まったようなものです。

今後どんなに僕や山内君がビッグになったとしても、デビュー作が『お手入れ生中継!!』である事実は、菊池桃子のデビュー作が『パンツの穴』である以上に重い十字架となってのしかかるでしょう。

後日、この作品の編集マンが僕の映像を見て本物の知○遅れだと思ったそうです。

そして主演女優の事務所からは大クレームが入りましたが、
山内監督は自慢の金髪ロン毛をかき上げてヘラヘラ笑うだけでした。

そんな強心臓が買われたのか、翌1999年から2000年にかけて、
山内監督はスプラッターVシネマを7本も連発することになります。

その一連のシリーズにずっと助監督でついていたのが、城定秀夫氏でした。

新キャラが出てきたところで、次回に続きます。
タケホラ君と再会するまで、あと数回。

(写真は金髪を切って真人間に近づいた近年の山内監督)

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チーム・ドS

Koda02_1第2回 竹洞組と私②

倖田が、最近になって分かったのは…監督が、ドSだというコト…

私も某番組でチームドSでフットサルやってたんでぇ
ドS繋がり!?

んなワケないですm(_ _)m


一応…必殺技とかあったんですがぁ~


聞きたくない!?


そッそうですね
私のフットサルネタはいらない…ですよね

ハィハィ
わかりましたょ( ̄^ ̄)

ゴメンナサイねぇ~


とにかく
倖田が毎回ど突かれるのが理解出来てきました。

最初はヘコんだんですけど…この人、ドSだからかぁ~って…


監督が、これ読んだら殺されますね…(T_T)

関係者Kさんとして、私だというコト伏せますか!?


(・_・)エッ....?
無理!?


監督ゴメンナサイm(_ _)m
謝っておけば…許してくれるでしょう
寛大なお方なんで…と言っておけば、なんとかなるでしょう(笑


マジでナメてますな…このオンナ

いっぺん死んでみるぅ??
キャーッ!!
地獄少女呼ばれちゃう゛~( ̄□ ̄;)!!


って
最近、アニオタになりつつあります(^O^)/


真面目な話…
倖田は、2人の作品に惚れてるんですょ


竹洞×小松コンビの作品を一言で言うと『面白くて楽しい…そして温かい』

自分が出演した作品しか分かりませんが…

空気感が心地いいんですょ


監督がドSなのに何でやろ!?


多分、本屋さんである小松さんのパワーでしょう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


竹洞組を支えていると言っても過言ではありません!!
→小松さん…こんなホモ…じゃなかった(^o^;)ホメ具合で宜しいですかぁ~
次回は是非…ダンスモノ宜しくぅ(笑


あとレギュラー陣含め出演者とスタッフの温かさが、映像に出てるのかもしれません

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2007年6月 5日 (火)

わびすけ・逆走・ド忘れ・来ちゃった

Matsuura001第18回 『舞う指は誰と踊る』④

『舞う指は誰と踊る』の話です。
今回は、松浦わびすけがやらかした失敗の数々を書きます。

那波さんに諭されて勇気を得たわびすけが走るシーン。

竹ちゃんの『スタート』の声と共に、
テストとは逆の方へと走り出しました。

ピンクは低予算でフィルム撮りです。
本番=一発勝負の世界です。

ラスト近くのレモンと結ばれるシーン。
レモンの役名をきっかけに身も心も繋がるのですが、
肝心の役名を忘れたのです。
妙な間が生まれました。

ピンクは低予算でフィルム撮りです。
本番=一発勝負の世界です。

手がかかる子ほど可愛いとは言いますが、
可愛さあまって殺意百倍とならぬよう、
精進して欲しいものです。

あと、シナリオ的に絡ませにくい、
鷹匠役とかを提案しないで欲しいです。

最近は、めんどくさいので、
役柄上の職業は、彼の要望に任せきりです。
それでいいのです。

ラストに、夏目さんの旦那役で俺も出ています。

現場で、急に竹ちゃんに呼び出されて、
ロケ場所に行きました。

スタッフは撮影準備に、
俳優は役作りにと、

それぞれがテキパキと働いている中、

河原でパンツ一丁になり、
リゾート気分で寝そべっている男がいました。

わびすけでした。

旦那は、最後まで出さない方が面白いかなと思い、
ラストのみの出番にしたのです。

第一稿では、回想とかで出ていました。
なので、竹本泰志さんに出てもらう予定でした。
プレスシートなどには、
そのまま竹本さんの名があります。

湖以上に幻の出演です。

意味不明の例えなので、
無視して下さい。

結局、出たのは俺です。

アメリカに行った時に買った、
スカーフェイスの時の血まみれアル・パチーノのシャツを着て出ました。

そのせいか、寄りのショットはカットされてます。

出てはいますが、声はアゴがしゃくれた助監督です。

『来ちゃった』の一言で、しゃくれ具合が分かるくらい、しゃくれてます。

と、ここまで書いて気付きました。

うちの子もやや、
しゃくれ始めている事に。

父親は、本当に俺でしょうか?

今日は、中原理恵の『愛してクレージー』を聴きながら書きました。

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言い訳・美少女図鑑 汚された制服顛末記

Matsuura04第4回

どうも、奇跡の三文役者・松浦です。
先日、今特集上映の予告編を撮影してきました。セレブな方々が平和にワンちゃんの散歩などに励んでいる代々木公園の平穏を、見事にぶち壊す素晴らしいものが出来上がったのです。お楽しみに。って感じで、皆様いかがお過ごし?

えー、今回は「美少女図鑑 汚された制服(思い出がいっぱい)」についてでございますか。はい。正直、昔過ぎて全然覚えてないのでございますな・・・。
台本も手元に無いのです。(これは昨年デビューした田中監督に貸したマンマだからです。当時田中氏が脚本家を探していて、小松さんの本が読みたいから貸してって言われたわけで。)

覚えてる事は、男の主役の伊藤くんを紹介した事と由美香さんの事だけであります。
伊藤くんは男だし、どうでもいいので由美香さんの事書かせて頂こうと思うわけであります。

良く聞かれるんです。「ピンクってカラミのとき勃起しないの?」っつって。あたくし断言しますよ!しないっつって!できないっつって!あんな皆に囲まれてたら、いくら可愛い子とやってたってたたねえって。

でも本当は、2人だけあたくしをカンペキに勃起ンキンさせた方がいます。

それは由美香さんとサーモン鮭山さんであります。(何故サーモンさんで!?と多くの方が思うかもしれませんが、それは小松さんやサーモンさんが書いてくれると思いますので、今回は省略します。)

由美香さんの事は『女優 林由美香』を読んでいただきたい!!のでありますが、僭越ながら少しだけ不肖・松浦が言わせていただきますと、むちゃくちゃ優しくて素晴らしい女優さんでした。はい。
相手の男優にとても気を使ってくれる方でした。あたくし、多くの女優さんと絡んできましたが、「前張りにも香水を塗っている女優さん」に出会ったのは、由美香さんだっけでした。「美少女図鑑 汚された制服」の時もそうでした。あたくしみたいな三下の若造相手に、そこまで気を使ってくださるなんてと、痛く感動した記憶があります。本当に素晴らしい方でした。もっと仕事がしたかったです。

で、作品については覚えてません。どんなことしてたんでしょうか?今回の上映で再見して、反省したいと思うわけであります。

忘れていました。えータイトルに「言い訳」と書いたのですが、何を言い訳したいかと申しますと、ただいま上映されている竹洞哲也大監督の新作「草船」についてです。(方々でチカッチ!と言われているあれです。)

見てくださった方から「今回の松浦、面白くねえじゃん」との感想を頂いておりますが、これには深い理由がございまして。

「草船」の前にやった「再会迷宮」(不倫同窓会 しざかり熟女)の試写で、某大蔵映画の方から、松浦やり過ぎもう出すな論が申し渡されたのであります。
確かに、鷹匠は熱演させていただいたのでございますが、まさかそこまで問題視されるとは当方も驚いた次第でございます。そこで、竹洞哲也大監督・小松氏と密談の上、次回はなんもしないでホトボリが冷めるのを待とうという結論に達したのです。(一時は改名するかという先鋭的な意見もあったのですが。)結果、あのようになった次第で。はい。

毎回あたくしがスクリーンに映ると席を立ってしまうアホ垂れでインテリジェンスに欠けるオッサンが多い中、楽しみに見に行ってくれたホンの数名の方に深くお詫びすると共にご理解をいただきたいのであります。

ただ一回のインターバルを置いたおかげで、その次の「終わらない始まり」(男たちの夢音色)ではいつもの松浦がお楽しみに頂けるかと。某大蔵映画の圧力に妥協した事を、大いに反省し今後このような妥協が起こらぬように心がけたいと思います。皆様のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

(写真は『終わらない始まり』の撮影風景)

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処女。をプロデュース

Oteire第3回 竹洞組前夜③

1998年、初夏。

山内大輔君から連絡がありました。
「デビュー作を撮るから手伝ってほしい」
「超低予算のVシネマで自主映画に近い体制だから、助監督お願い。あと・・・出演も」

今思えば、これが億単位の映画から低予算の世界への転落の瞬間でした。
もしも自分の人生をやり直すことができるなら、迷わずこの地点からやり直します。

「出演も」という言葉には伏線がありました。
その頃の僕は制作部をお休みして、アメリカに行ったり、シナリオを書いたり、
役者でもないのに舞台に立ったりしていたのです。
舞台を観に来た山内君は、他の上手い役者さんそっちのけで、なぜか僕をベタ誉めして帰っていきました。
おそらく頭がイカれていたのでしょう。

とは言え、久々に現場の空気を吸いたかったし、当時仲良かった山内君のデビューを応援したいという気持ちから、あまり深く考えずにOKしました。
あっ、今も仲いいです。多分。

この作品=『女の子の部屋 お手入れ生中継!!』は、キャストがたったの3人。
カメラも部屋の中からほとんど出ない、確かに激安な作りでした。
お話は以下の通り。

可愛いけど奥手でバージンの女の子に、ようやく理想的な彼氏ができます。
その彼が初めて部屋に来ることになりました。
経験豊富な妹に茶々を入れられながらも、理想の初体験を迎えるべく、
彼女はせっせせっせとカラダのお手入れに励みます。

エロVシネマではありますが、絡みは最後の初体験シーンしかなく、
脱毛などのお手入れ描写が延々と続くひたすらマニアックな展開でした。

山内君は大学の卒業制作で撮ったスプラッター映画がゆうばりファンタで高く評価され、監督デビューを果たした人です。
それがこんな頭の悪い企画を撮らされ、さぞかし不本意だろうと思いきや、
『お手入れ生中継!!』は本人の企画と聞いてひっくり返りました。

彼曰く、「女子が腋毛を毛抜きで抜く時に浮かべる苦悶の表情にたまらなく興奮を覚える男子向け」に作った作品だそうです。
爛々と瞳を輝かせ熱く語る山内君の姿を見て、僕のテンションはどんどん落ちていきました。

さて、あらすじを読んでお分かりのように、出てくる役は「ヒロイン=処女のコ」と「妹」と「理想の彼氏」だけです。
ヒロインは当時ヌードグラビアで人気があった方でした。
妹役は監督の友達の一般人でしたが可愛い方でした。
理想の彼氏役が僕でした。

誤植ではありません。
理想の彼氏役が僕でした。

案の定、かなりバッド・テイストな初体験シーンとなりました。

もう少しこの話をしたいのですが、一向にタケホラ君が出てくる気配がないので、ひとまず次回に続きます。

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2007年6月 4日 (月)

指輪物語?

Koda02第1回 竹洞組と私①

ハニー倖田でございます
ハニーというと最近ハマってる『桜蘭高校ホスト部』のハニー先輩を連想してしまいます

全然、関係ないんですけどね


ただ単に私服がスゴイ!!ということで小松さんから…そぅ呼ばれるようになっただけです(^o^;)(※注1)


自分では普通だと思ってるんですが、違うみたいです(^o^;)
言われないと気付かないんですよ→T洞監督談


とりあえず
結構気に入ってます(笑
たまに知人からブー子と呼ばれますが…それより数段ランクアップップ~ッ♪


あッ!!
これアタシじゃないです…
恋味うどんの明歩姫演じる花子のセリフでしたm(_ _)m


私が言うとキモイです
ゴメンナサイm(_ _)m


隙間産業AV女優の倖田が…初めてピンク映画に出演したのが竹洞組の『指輪物語』(※注2)

あの時は、本当にどうしたらいいのか(未だに分かってないんですがf^_^;)分からない状態で…
早く帰りたいって思うぐらい精神的にヤラれました(T_T)

マジでぇ
辛かったぁ~


今では、良かったと思ってます。


大きな声じゃ言えませんが…
T洞監督からケリくらったりもしました(笑


多分、ケリ食らう女優は私ぐらいかと思います→まぁ…私的にはネタになるんでオイシイんですが


何度ど突かれても這い上がるオンナなんで、それが『短距離TOBI-UO』のアワビ役でのシーンに生かされてるのかもしれません


実はですね
デビュー作のあまりの酷さに(倖田が…ですょ)もう2度と竹洞組には出ない…出られないって思ってたんですょ


でも…また呼ばれ、もうナイなって思ってたら…また呼ばれ~


気付いたら、1番出演してましたぁ~o(^▽^)o


多分、ギャラ安いからでしょう(笑
あッ!!
車両班!?
違う…衣装係り!?
いぇいぇ
サーモンさんのメイク!?


あれぇ~ッ?

もしかしたら1番出てるのは、スタッフ要員だったからかもしれません


スタッフだけで呼ぶのも悪いから…とりあえず出しとけ的な~
そぅだ!!
そぅに違いない!


それでもいいんです
隙間産業だから…


※注1:キューティハニーのようにファッションが7変化するという意味です。
 注2:正しくは『待人物語』。『指輪物語』は『ロード・オブ・ザ・リング』の原作です。
 by サーモン

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高速レモン・運転レモン・どしゃ降りレモン・危険なレモン

Mauyubi04_1第17回 『舞う指は誰と踊る』③

『舞う指は誰と踊る』撮影当日。

撮影本隊の出発は朝からでしたが、
間に合わなかったので、
俺と松浦わびすけは、レモンが運転する車に乗って、
夜に長野に向かいました。

高速に入るや、レモンのアクセルを踏む力は、
見る間に強くなっていきました。
急に降りだした雨も強くなる一方でした。

レモンは、視界を塞ぐ雨にキャーキャー言いながら、運転してました。

俺は、身の危険を感じました。
が、どうする事も出来ず、
あるがままの流れを受け入れようと
腹をくくりました。

こういう思いに至った経験は、何度もあります。

主に性体験においてです。

ある時期。
俺と友人は、互いに間違った方向で争っていました。

もはや、体験人数などでは勝負にならんと、
人様が腰を引くような相手と布団の上で戦えば勝ちというルールの元に争っていました。
ある日。友人が巨体の女性といたした事を、自慢げに報告してきました。

『おっぱいに顔埋めると、自然に言っちゃったんだよね、ママ!って』

かなり、上から目線で言われた事にむかつきました。

その夜から、巨体女性を探して街をさまよいました。

そして、ついに見つけました。
ルックス的には、大乃国を彷彿とさせる女性に。

風呂場で、体を洗ってあげました。
なぜか、小さい時に読んだ、
動物園の園長さんが原作の漫画を思い出しました。
浴槽いっぱいいっぱいに浮かぶ彼女の姿は、小島のようでした。

布団では、彼女が上になりました。
『ママ』という代わりに『折れちゃう』と叫びました。

本気の叫びでした。

現場に近い場所にあるレンタルビデオ屋で、『たまもの』が並んでいるのを見つけました。

出演していたレモンも皆も、テンション上げて喜びました。
雨に濡れながら喜びました。
映画を見るのも一日仕事になりそうな場所で、
あったという事実が嬉しかったのです。

と、ここまで書いて気付きました。

あの時、折れはしなかったけど、
捻挫したんじゃなかったかと。

気を付けましょう。

今日は、石井明美の『響きはtutu』を聴きながら書きました。

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2007年6月 3日 (日)

黄金の犬

Tao02第2回 竹洞組前夜②

1回やってみましたが、早くもタケホラ君の話題に飽きたので、竹洞組とはまったく関係ない話をしてみます。
五木ひろしぐらい目を細めてみれば、一本の線につながって見えるかも知れません。

1997年、春。

タケホラ君がピンク映画業界に足を踏み入れた頃、僕の方は予算が億単位のSF時代劇映画の制作部をやってました。
元々僕はタケホラ君と同じ演出コースの出身で、その頃は俳優じゃないどころか俳優志望ですらありませんでした。

期待と不安を胸に、調布の日活撮影所に設けられたスタッフルームのドアを開けた時、
見た目にヤバい男の姿が真っ先に視界に飛び込んできました。

風になびく金髪ロン毛とギラギラした眼差し。
さながら狂犬病にかかったゴールデンレトリバーのようでした。
そんな犬、見たことないですが。

その男こそ、千葉の狂犬・山内大輔君でした。
「君子危うきに近寄らず」を実践していた僕は、山内君をしばらく敬遠していました。
ちなみに竹洞組のチーフ助監督・山口大輔君とは別人28号です。

約3ヶ月にわたった撮影はとにかく過酷でした。
監督と女性を除く大半のスタッフが、栃木のスーパー銭湯の宴会場で屍のように折り重なって眠ってました。
その間の僕の平均睡眠時間は3時間弱。
時給に換算すると180円ぐらいでしょうか。
明らかに法に触れています。

山内君と親しくなったきっかけは、彼が助監督にとってチンコの次に大切なカチンコを現場に落としてきたことです。
「皆に知られたら恥ずかしい」と狂犬のくせに情けないことを言うので、夜中2人だけで車を飛ばして取りに行きました。
助監督と制作部の一番下っ端同士、その後は意気投合しました。

色々なことがありました。
甲冑をつけ落武者コスプレでハイエースを運転したり、怪獣と一緒に山に置き去りにされたり。

来る日も来る日も、地面に大量の血糊と切断された手足のダミーをバラまき、
夜は2人で当時起きた酒鬼薔薇の事件について語ってました。
もう少し僕等の心が荒んでいたら、共謀して上のスタッフを殺していたかも知れません。
あれ以来、「殺られる前に殺れ!」が座右の銘になりました。

映画はいつでも戦場、恋はいつでも初舞台です。

地獄から生還した山内君は、翌年Vシネマで商業監督デビューを果たします。
同時に、その作品が僕の俳優デビュー作となります。

その記念すべき作品のタイトルは、

『女の子の部屋 お手入れ生中継!!』

・・・恥ずかしいタイトルが出てきたところで、次回に続きます。

(写真は10年前の狂犬と鮭)

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サモハン・ソフト・めにくま隊・二人

Mauyubi03第16回 『舞う指は誰と踊る』②

ロケハンと聞くと、サモハンを思い出します。

長野へのロケハン。
やはり、小銭しか持っていませんでした。

劇中に登場する牧場の近くに売店があり、
美味しそうなソフトクリームが売っていました。

値段は、いわゆる観光地値段で少々高め。
ソフトを買うと、タバコが買えず。

迷いに迷ったあげく、ソフトクリームを買いました。

食べ終わると、タバコが吸いたくなりました。

長野といえば、高校時代の友人3人と、
卒業した年の春にスキー旅行に行きました。
誰一人、スキーなんて出来ないのに行きました。
二泊三日の滞在中、
誰もスキーをしませんでした。
ずっと、当時ですら懐かしい部類に入るゲーム、ギャラガをやってました。

あまりに女っ気がないので、
ナンパでもしようという流れになりました。
それぞれが、髪や服をナンパモードに切り替えていく中、
友人の一人が不安げに言いました。

『ムースって、これくらい付ければいいの?』

スポーツ刈りの彼の手には、
手鞠大のヘアムースの泡が乗っていました。
案の定、ナンパは失敗しました。

そんな思い出とは別に、
『舞う指は誰と踊る』は、那波隆史さんと夏目今日子さんの主演二人が、
竹洞組にこれまでなかった空気を作ってくれた作品だと思います。
自然体の二人だからこそ、あの味わいが出たのかなと。

と、ここまで書いて気付きました。

めにくま隊については書いてなかったなと。
その友人達と徹夜で語らったところ、
皆の目にくまが出来たから。
それだけの理由です。
今日は、カルロストシキ&オメガトライブの『コズミックラブ』を聴きながら書きました。

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2007年6月 2日 (土)

哲也の寿司

Udon04

第1回 竹洞組前夜①

皆さんこんにちは。変態・死体役でおなじみのイレギュラー俳優・サーモン鮭山です。
でも、恋する時はただの一人の男です。

ご存知の方もいるかと思いますが、テツヤ・タケホラ氏とはN映画学校の同級生であります。
ピンク業界、身近なところではK松公典さんとK藤義一監督がN芸術学院の同級生同士だったりしますが、
あの2人ほど犬猿の仲でもなく、タケホラ氏とは割り切った大人の関係をキープしています。
その証拠に、毎回友情出演程度のギャラしかもらってません。
友情、放棄したいです。

タケホラ組の現場では、唯一監督だけが僕のことを「ナカムラさん」と呼びます。
「ナカムラ」というのは僕の本名です。
本名には「サーモンサケヤマ」の一文字も入ってません。

学生時代、タケホラ君とは一度も映画の話をしたことがありません。
たまたま僕ら2人とも出身が青森なのですが、僕は青森の中でも大都会に住んでいたので、
タケホラ君が生まれた人口39人ほどの小さな村のことを知りませんでした。
タケホラ組の製作プロダクション名・「ブルーフォレストフィルム」は青森を何のヒネリもなく直訳したものです。

ちなみに「竹洞」という苗字は青森でも珍しく、18年間住んでいた僕でも聞いたことがありません。
映画学校のある講師は、出席を取る度に「チクドー、チクドー」と呼んでいました。

しかしタケホラ君の返事はありませんでした。
学校に来てなかったからです。
噂では友人の家を転々としていたようです。
いつ風呂に入っていたかも不明です。
寿司屋でバイトしていたそうですが、そんな彼が握る寿司は何も混ぜなくても酢メシになっていたと云います。

ぶっちゃけ、全く目立たない学生でした。
年に数回ある撮影実習でも、プロデューサーや監督、脚本といったメインのポジションを
担当することはほとんどありませんでした。
その頃の彼の作品で僕の手元に残っているのは、「POCARI SWEAT」という題の短編小説?だけです。
そのぐらい、タケホラ君はポカリスエットのように透明な存在でした。

さて。
卒業後、テツヤ・タケホラ君と僕とは、しばらく別々の道を歩むことになります。

タケホラ君はピンク映画の助監督になりました。
最初についた現場で、彼の面倒をみたのが加藤義一助監督でした。
タケホラ君は今でも感謝の意を表して、先輩のことを「カトキチ」と呼んでいます。
ちなみにもっと後輩の城定秀夫氏も「カトキチ」と呼んでいます。

・・・なんだか加藤さんが可哀相になってきたので、次回に続きます。

(写真は『恋味うどん』の現場で)

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長野・舞う指・早書き・避妊

Mauyubi01

第15回 『舞う指は誰と踊る』①

『舞う指は誰と踊る』。
何となく大映ドラマっぽいタイトルですが、意識はしてません。

この企画は、最初に長野ありきでした。

前作の『昨日はいつまで…』の打ち上げ時から、
カメラマンの創さんのツテで長野の民家が使えると聞いていたのです。

タイトルにある、『舞う指』は、夏目今日子さんが演じる主人公の心情とクセの事です。
後の作品『再会迷宮(劇場公開タイトルは、不倫同窓会・しざかり熟女)』でも、
似たテーマとして触れましたが、
三十代になると、時折はじけたくなります。
青春期のような感情がこみ上げたりします。
若い頃、青春期に感じた様々な感情は、
例えれば泥沼の底に沈んでいくような感じでした。

三十代ではそれが、泥のようにぬめぬめしていなくて、
蟻地獄のように感じています。

もがくほどに、口の中がいがらっぽくなるような。

これが四十代になると、どうなるのでしょう?

まだ、想像もつきません。
口内の砂粒を噛み締めるだけで、
今はいっぱいいっぱいです。

この作品を書いている頃から、『恋味うどん』を書いた頃までが、
書くスピードの早さに関しては、ピークでした。

今は、締め切りのギリギリまでかかってしまいます。
胃がキリキリします。

と、ここまで書いて気付きました。

この頃に避妊をちゃんとしていれば、
人の親になる事はなかったんだなと。

今日は、カルチャークラブの『ラブイズラブ』を聴きながら書きました。
パソコンが意思を持ち、恋をする映画『エレクトリックドリーム』は、大好きな映画です。

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2007年6月 1日 (金)

ダックスフントの奇跡

Aoyama01おはよぉございますっこんにちはぁこんばんはぁ青山えりなですっ

自他供に認めるブログべたなので,これからたまに乱入書きしちゃいたいと思います

昨日はポレポレ東中野で七夕から1週間上映される【R18 LOVE CINEMA SHOWCASE vol.3『竹洞組』の冴えたやり方】の予告撮影でサーモン鮭山さん&松浦佑也さんたちとご一緒させて頂きましたん

もちろん台本もなくてコメントを撮っていたんですが…ゲリラ的な撮影で松浦さんがミラクルを起こしました!
写メでも分かるように私シーズーのモモちゃんを飼ってるんですケドそれでもどうしていいか分からなくなるくらい、爆笑して固まっちゃうくらいの松浦さんとワンちゃんの映像が生まれました(>_<)

ので本編ダケでなく予告も目当てにして是非っ観にきてほしいですっ!!
皆さんっ、リードの無いダックスフントには気をつけましょうねん(^O^)/

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インタビュー・雨男・イントロ・念仏の鉄

第14回 INTROインタビュー

今日は、作品について書いてません。

無視して下さい。

ただいま、新宿に向かってます。

映画サイトのイントロさんが、
俺と竹ちゃんと、
俺らが心配でついてきてくれるサーモンさんの
インタビューをしてくれるのです。

インタビューといえば、
東スポの男センページで長期連載中の、
街頭インタビューが大好きです。

単行本化を、心から望んでます。
表紙イラストはレオ澤鬼で。

インタビューをされるのは好きです。
人との会話に飢えているからです。

飢えてるのは、会話にだけじゃないです。

今の発言は無視して下さい。


関係のない話を書いてるので、
さらに関係のない話をします。

今月は珍しく、青ざめる事なく家賃を払えました。
更新料も払えました。
CR『必殺仕事人3』で山崎努氏が演じる、
念仏の鉄リーチが投資金1000円で14連チャンという結果を、プレゼントしてくれたからです。

パチンコで一番好きな台は、
あしたのジョーでした。
ずいぶん、助けてもらいました。

新宿は、激しい雨です。
改めて、竹ちゃんの雨男っぷりに感心しています。

それにしても、新宿にはおっぱいの大きい人がたくさんいます。

ここまで来ると、
もはや新宿がおっぱいだと言い切っても
いいんじゃないでしょうか。

と、ここまで書いて気付きました。

俺、今日は疲れてます。

今日は雨音を聴きながら書きました。

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