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2007年5月

2007年5月31日 (木)

ふるえる・人妻の秘密 覗き覗かれ顛末記

Matsuura02第3回

お元気ですか?
役者としてより、ヒモとして生きている時間の方が多い松浦です。
暇な役者ほど手に負えない存在は無いものだと痛感する日々であります。皆様、いかがお過ごし?

昨日、山本剛史先生と飲んでいたのです。
剛史先生は言わずもがな変態で、あたくしにとって数少ない同業者の友達なのです。

剛史先生は「ゆれる」に大変感動されたらしく、生まれて初めてDVDを購入されたと熱弁をふるっておりました。
剛史先生は香川照之氏の芝居に憧れ、留置場でオダギリ氏と面会するシーンをやりたいと無茶な事を言い始めました。
同席していた山下氏や向井氏を巻き込み、「ふるえる」という短編を山下組でやると、勝手に企画しておりました。
剛史先生の話では、香川氏と蟹江氏を剛史先生が演じ、オダギリ氏と伊武氏をあたくしが演じるという事でした。
一人二役でやりたいシーンを勝手にパクるというやりたい放題であります。(あたくしは伊武氏が新聞紙を干しているとこがやりたかったわけであります。)

翌日、酒の席でのたわ言だと思っていたら、剛史先生から1行だけの力強いメールが来ました。
「ふるえる」実現させよう、と。
なるほど、剛史先生は既成事実を作っちまえばこっちのモンだ作戦に打って出たわけであります。
方々にこの話をして、いつの間にか実現させようというなんとも虫のいい作戦でありますが、剛史先生の忠実な僕のあたくしは早速この作戦を実行したわけであります。
暇な役者ほど手に負えない存在は無いわけでして・・・。

えー。枕がだいぶ長引きましたが、前回は竹洞哲也大監督との出会いを書いたわけで。
今回は竹洞組第一回作「人妻の秘密 覗き覗かれ(PEEP SHOW)」について書こうかと。
・・・思ったのですが、あたくしこれ、よばれてないのでした。はい。

ただ、ワンシーン一瞬出ているわけで。下北沢のバーでの群集シーンであります。
確かあの日は前日、加藤義一監督と下北で朝まで飲んでいたのであります。
サウナで起きたあたくしに加藤氏が囁きました。
「今日、竹洞君がナマイキにオシャレの町下北で撮影してるよ。一丁前にエキストラ集めてるらしいけど、邪魔しに行く?」
あたくしは勿論「竹洞さんもデビュー作で気合が入ってるでしょうから邪魔するのは良くありませんよ。大人しく見守ってあげましょうよ。」なんて言うはずも無く「あの野郎、あたくしに声もかけずに撮ってるだと!しかもオシャレの町下北で!青森出身で初めて渋谷に来た時にあまりの人出に驚いて『今日はお祭りでもあんですか?』とほざいた男が、ナマイキな!行きましょう、行って現場ぶち壊してやりましょう!」と、撮影現場に乗り込んだのであります。

現場では、スタッフが慌しく準備をしていました。
あたくしも元制作部、一緒に手伝って現場を手際よく進めよう。なんて思うわけがありません。
現場で悩んでいる振りをしている竹洞哲也に、あらん限りの悪態をつき、加藤氏が引くくらい現場の雰囲気を壊す事に励んでいました。
先輩役者のなかみつ氏をはじめ多くの方が現場にいましたが、撮影が始まってもあたくしの悪戯心は収まらず、方々からあたくしへの心無い誹謗中傷が聞こえてくるくらい現場の空気を荒ませる事に成功したのであります。
(あのシーンではあたくしを呼ばない竹洞哲也への嫌がらせで、意味も無くケツを出した記憶があります。この嫌がらせは素晴らしいカメラマン紀野氏の機転で、あまりフレームには入っていないようでしたが。)

あたくしの暴れっぷりに、東北人特有の気の長さを持った竹洞哲也もブチ切れたのでしょう。
突然「おでのさぐひんをこあすでねえ!!(僕の作品を壊さないでください)」と叫び、傍らにあったビール瓶を振り上げあたくし目掛けて襲い掛かってきたのであります。
あたくしも昔は「東村山のドラガン・ストイコビッチ」と恐れられた男です。
近くにあったセンチュリー(ライトを立てる脚)を振り上げて、迎え撃ったのであります。
ビール瓶とセンチュリーではリーチが違います。
あたくしに滅多打ちにされた竹洞哲也は、泣きながら土下座して自己批判を始めたのです。
「つぎがあったらよぶっけ、ゆしでけっさい(次回作は必ず松浦先生にお声をかけさせて頂きますので、何とぞお許しください)」という言質を取り、あたくしは意気揚々と現場を後にしたのでありました。

ちなみに、この日初めて脚本家の小松氏と会っていました。
ご挨拶させて頂いたのですが、あたくしの印象は推して知るべしであります。

と、ここまで書いたところで例の剛史先生から電話がありました。もちろん「ふるえる」の件であります。
「山下が撮らなきゃいけないくらい追い込もう。まずチラシを作るのだ。近いうちスチール撮影するぞ!」
(ちなみに「ふるえる」のほかに「世田谷バイス」の企画の話も出ました)

やはり暇な役者は怖いのであります。

(写真は『夏の影、踏んだ』の撮影風景)

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昨日・今日・いつまで・いつまで?

第13回 『昨日はいつまで 今日はいつから』④

竹洞組作品でのシナリオタイトルの中で、
一番好きなのはこの、
『昨日はいつまで 今日はいつから』です。今回、上映される『森鬼』も同じくらい好きです。

劇場公開タイトルは、まったくノータッチです。

この作品での冬月恋のセリフには、
十代終わりの頃の自分の心情が入っていたりもします。

高校を卒業してもなお、
進路が決まってなかった俺は、
毎日、神戸の元町にある大丸の屋上に行ってました。
屋上には遊園地があり、その一角に芝生スペースがありました。

進路は焦らずに決めようと、そこに寝そべってぼんやりしてました。

将来の事とかを考えると、すぐに眠くなり、熟睡してしまいます。
ようは、睡魔に負ける程度の将来しか、
思い描けなかったのです。

でも、じりじりしてました。

いつまで、こんな風にしてていいのか?

ずっとか?

『ずっと』と考えると、不安を通り越して怖くなりました。

冬月が最後にいうセリフ『ずっとだよ、ずっと』は、
俺にとっては怖いセリフです。

何をしていいか分からないというのは、
今でもかなり怖いです。

と、ここまで書いて、気付きました。

なんだかんだでこの作品、
けっこう好きなのかもという事に。

サーモンさんが熱演した、
『いちいち体位を口にする男』は好きです。
今日は、松居直美の『電話の向こうに故郷が』を聴きながら書きました。

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2007年5月30日 (水)

居酒屋・援交・十代・夜行

第12回 『昨日はいつまで 今日はいつから』③

『昨日はいつまで 今日はいつから』では、久々に役者をやりました。

セリフは全てアドリブです。
いわゆるエキストラです。
居酒屋の客です。

高校時代、演劇部に在籍してました。
役者もやりました。
脚本も初めて書きました。

タイトルは『必殺デモクラシー』。

すいません。

通っていたのは男子校だったのですが、
演劇部は他校の女学生との交流が活発と聞いて入りました。

実際に活発でしたが、性的に活発というわけではありませんでした。

毎日、悶々していました。
その負のエネルギーは全て、
おニャン子クラブにぶつけました。

会員番号18番・永田ルリ子が好きでした。
夜行列車に乗って、初めて上京したのもその頃です。

2時間並んで、買い物出来る時間は15分。
その店の名は、セーラーズです。

目にも鮮やかなグリーンのトレーナーを買いました。

中ランの下に着てました。

ブームが去ると、セーラーズを着ているのは、
西川のりおがメインとなりました。

トレーナーは、オカンにあげました。

喜んで着てました。

十代の思い出は、気恥ずかしいものばかりです。

思い出しては身悶えながらも、
まともに向き合えるようになったのは、
30代に入ってからです。

下着やブルマを盗みに、
深夜の女子高に忍び込んだり、
まあ、色々とありました。

当時、援交という言葉はなかったです。

でも、同じ事をしている子はいました。

中学時代、懐中電灯で照らした女性器を、
500円で見せてくれる先輩がいました。

初めてまともに見た女性器は、
何て素敵にグロテスクって感じでした。

と、ここまで書いて気付きました。

前回、このフレーズを使うのを忘れた事に。
気にしない気にしない。

今日は、太陽とシスコムーンの『ガタメキラ』を聴きながら書きました。

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2007年5月29日 (火)

おめえさんなんが、ぜってえづかわねえべ。

Matsuura01

第2回

どうも、三文役者の松浦です。皆様、いかがお過ごしでしょうか?
最近まりもを飼育しておりまして、彼らが光合成をしている姿を眺めるのが日課です。いつかは、まりもの繁殖工場を建設し、億万長者になるのが夢です。

えー。竹洞哲也大監督とは、加藤組で出会ったわけでございますが、第一印象は本当に最悪でありました。
まず、現場での助監督・竹洞哲也は全く仕事をしません。ロケ先のベットに転がって、気が向いたら飯の準備をするだけの男であります。「現場で無能な助監督ほど監督として大成する」という言葉を見事に体現しているのです。ある意味、さすがであります。
その上、生まれ持ったサドっ気を無駄にイカンなく発揮する、スーパー困ったチャン助監督だったのです。

加藤組の現場(兄貴と俺2・燃える菊門)で、殿方に性的興奮をモヨオス方が主演だったのですが、あたくしとその方と一緒に入浴するシーンがあったのです。
その時、主演の方が「お風呂に入るときは前張りしなくていいでしょ?カラミじゃないんだし。」みたいな困った発言をされました。あたくしはピンク2本目だったし、その上ゲイ映画なんてモンは初めてだったので「イヤー、やっぱ前張りしてもらわなきゃ困るよ。あんた、あれでしょ?掘っちゃうタイプでしょ?風呂ン中で勃起されても困るじゃない。」なんてフランクな発言が出来るわけでもなく、参ったなあというオーラを全身から発散させながら言葉を濁していたのであります。
そこに助監督・竹洞哲也が参上。あたくしは彼に助けを求めたのです。「松浦はノン気だしやっぱ前張りはしてくださいよ。」という言葉を待っていたのですが、彼はにやけた面をさらして「あ、全然オッケーっすよ。マッチャンも役者だんべ。」なんて軽く言うのであります。あたくしが嫌がってるのを十分承知で・・・。

案の定、テストの時から主演の方はナニを怒張させてきたのです。あたくしは背中で彼のいきり立ったモノを感じつつ、芝居せざるを得なかったのであります。あの時から、竹洞哲也はあたくしの天敵になったのであります。

さらに、彼は生粋の青森っ子で、未だに方言が抜けず何をしゃべっているか全くわからないのであります。(多くの竹洞組出演者・及び関係者の方が証言している事なのですが、竹洞監督は現場で演出しないという話は有名でございます。
しかし正しくは、「演出しているのですが、言葉が分からないので伝わらない」という事なのです。あたくしも現場で一生懸命聞き取ろうと努力するのですが、全く何言ってるかわかりません。聞き直すのも悪い気がするし、竹洞大監督のプライドを傷付けて現場が止まってしまう危険性もはらむ重大問題なので、なんとなく理解したフリをしているだけに過ぎません。彼の出身の村では、いまだに大宝律令がまかり通っている地域なので竹洞哲也ばかりを責めるわけにもいきませんしね。皆、寛大な心を持って彼に接しているのであります。)

それは加藤組のアフレコの事でした。皆様もご存知の通り、ピンク映画はほとんどがアフターレコーディングであります。あたくしはアフレコが苦手で、なかなか口が合わないのであります。更にその時はセリフが多く、アフレコスタジオでNGがばかり出していたのです。
チーフ助監督だった竹洞哲也は、時間がかかるあたくしにイライラしたのでしょう。事あるごとに何事かをアドバイスするのですが、素晴らしい青森弁のお陰で、全く理解できないのです。
「もっど画をみであわせねど、くずがおぐれでる。(もっと画を見て合わせないと、口が遅れていますよ)

「おめはどんくせな、さんぎょくれのせりふばおぼえれねなんてたんねんでねっか(あなたはドン臭いですね、3行くらいのセリフが覚えられないなんて少しおつむがアレなんじゃあないですか)
そんな事を早口で言われても、理解不能です。一向に良くならないあたくしに、竹洞哲也はヒステリーを起こし「おめえさんなんが、ぜってえづかわねえべ。(あなたなんかもし万が一私が監督になっても役者として起用しません)と絶叫し、殴りかかってきたのです。あたくしも一時は
「東村山の狂犬」と言われた男だったので、負けじと殴り返し、哀れアフレコスタジオは凄惨な血の海と化したのでした。

ちなみにあたくしはその後、竹洞哲也大監督の作品に全て出演しております。(さすがにデビュー作ではエキストラでしたが。)
つまり、竹洞哲也は仕事が出来ず・サドで・訛りがひどく・その上嘘つきなのであります。

そんな彼が評価されつつある現状に、あたくしは激しい危機感を持ちながらまりも研究に励んでいるのであります。

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俺んち・ちん毛・牛・街頭

第11回 『昨日はいつまで 今日はいつから』②

『昨日はいつまで 今日はいつから』では、
俺んちを松浦とレモンが住む部屋として使いました。

若者二人が住む部屋という設定で、
嫁と二人合わせて結婚歴五回の俺の部屋を使うというのはどうかと思いましたが、
竹ちゃんがよいなら、それでいいやと貸しました。

撮影当日。

皆が来るまでの間、俺は『8時だよ!全員集合』のDVDを見ていました。

皆が到着して、それぞれが撮影準備をしている間も見てました。

竹ちゃんと一緒に見てました。
皆、忙しそうでした。

その頃、松浦は風呂場でシャワーを浴びていました。

出てきたら、ちん毛がなくなっていました。
ボカシで映りもしない場所だというのに、
なぜ念入りに処理したのかは、
俺には理解出来ません。

その辺は、松浦自身が書くと思います。

俺がちん毛を剃った話は割愛します。

松浦の相手役であるレモンは、
牛の着ぐるみにガングロメイクで出演してました。

セリフの語尾には、モー。

これは、竹ちゃんの演出でしょう。

『恋味うどん』では、蛙グッズを使ったのでケロケロ。
Vシネマ『エロタン』では、猫の置物を持ったギュウゾウさんがニャーニャー。

どうやら、竹ちゃんの『こだわりの美学』は、この辺りにある気がします。

エンディングで流れる街頭インタビューの声。

俺と二十代の助監督二人で、渋谷いる若い女性たちにインタビューしました。

俺が声かけた女性は、振り返って俺を見るなり逃げました。

今日は、黒木香の『小娘日和』を聴きながら書きました。

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2007年5月28日 (月)

穴党

Matsuura03

第1回

えー、64年ぶりに日本ダービーを牝馬が制したそうで。皆様いかがお過ごしでしょうか?俳優の松浦祐也です。

あたくしは根っからの穴党でありましてフィニステール〜ヒラボクロイヤルなんて馬券を本命にして、全く痛い目にあいました。この二頭、ローテーションを見ると2000M以上のレースが多くダービーに絞ってきてるなっつって。ヒラボクロイヤルなんて障害の練習してたなんて聞いたら、切なくなっちゃってもう買わないほうがおかしいな。まあ、そんなこたあどうでも良いわけで。はい。

竹洞哲也大監督の特集上映が組まれるなんて、まあ目出度いんだか目出度くないんだか。
とりあえずあたくしとしては、数少ないお得意先であるわけでして、なるべく正直に脚色無く竹洞組の事を書いていこうと思うわけであります。

では、まず竹洞哲也大監督との出会いを書こうかなっつって。

あたくしは某都立高校を卒業後、防水工として圏央道を作ったり、大江戸線を掘ったりしていたのであります。それに飽きて、映画の制作部として現場に関わって、んでそれも辛くて、ある役者さんの付き人なんかをしているうちにいつの間にか役者になってたって話で。

役者になったはいいけど、仕事なんかあるはずも無く困ってたんであります。
そんな時、現場で知り合った城定監督に誘われて「押入れ」ってピンク映画(=『味見したい人妻たち』)を手伝いがてらちょこっと出た訳です。(よくピンクのデビュー作を聞かれるのですが、竹洞組でも加藤組でもなく城定組なのですね。)
それがきっかけで加藤義一監督の「兄貴と俺2・燃える菊門」というゲイ映画にでたんであります。そん時の演出部のチーフが、竹洞哲也だったのです。

とここまで書いたのですが、なれないパソコン作業で指がつっちゃって辛いので続きはまた次回って事で。はい。

(写真は『恋味うどん』の現場で)

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渋谷・横須賀・オナホール・若者言葉

第10回 『昨日はいつまで 今日はいつから』①

『援交性態ルポ 乱れた性欲』のシナリオタイトルは、
『昨日はいつまで 今日はいつから』です。
メインロケ地は渋谷でした。

本読みと衣装合わせも渋谷でやりました。
その日は誕生日という事もあり、
出演者である横須賀正一と華沢レモンに、
誕生日プレゼントをもらいました。

直接の面識はないですが、
知っている方の性器をかたどったオナホールでした。

使用中の写真を送れというので、送りました。

何でもやればいいという訳ではないです。

誕生日といえば、
『誕生日だからやらせて』と、知り合いの女性に嘘をついた事があります。

やらせてくれました。

二回、やらせてくれました。

何でも言ってみるもんだと思います。

本読み後の飲み会の席で、
ハニー倖田の高校時代の援交相手である役の、
柳の兄さんに役作り、特に衣装について質問されました。

面倒くさいので、『昭和のテレビディレクター風で』と、
適当に言いました。

その通りの衣装を用意してきた柳の兄さんを見て、
『素直に受け取り過ぎだよ』と、突っ込んでしまいました。

この作品では、リアルな若者言葉や流行りものを、
取材したりして脚本に取り入れました。

リアルな若者像をという、
会社の要望に応えての事でした。

その大半は、年齢層の高いお客様には分からないよという理由で、第二稿では削除されました。

と、ここまで書いて気付きました。

俺の性体験ルポは別に、
書く必要はなかったんじゃないかという事に。

今日は、水谷麻里の『地上に降りた天使』を聴きながら書きました。

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2007年5月27日 (日)

カセットテープ・役名・指輪・雨男

第9回 『待人物語』③

『待人物語』には、『思い出がいっぱい』での花火や8ミリと同じく、
思い入れのある小道具が出ます。

カセットテープ。

ハニー倖田先生が演じる主人公が、大事に持っているものとして登場。

あれは、俺の私物です。
録音されているのは、
CDに時代が移行する以前のものが多いです。

一番古いのは、ダイエーブランドのやつで、
中にはテレビの前にカセットデッキを近付けて録音した、
『ザ・ベストテン』、
五十嵐浩光の『ペガサスの朝』が入ってました。

『録音しよう時は静かにしといてな』
と、オカンには忠告したはずですが、
思いっきり
『こーちゃーん(俺の事)、松本さんとこ行ってくるで』
という声が入ってます。
松本さんというのは、同じ文化住宅に住んでいた人です。

文化住宅という響きは、けっこう好きです。

とにかくです。
オカンの声とほぼ同時に、怒りながら泣く俺の声が入り、
録音はそこで終わってます。

他は、山本リンダの『奇跡の歌』の次に、
ニコちゃん絵描き歌が入ってたり、
セイントフォーと息っ子クラブが
続いたりします。

節操がないタイプです。

柳の兄さんが演じる、大槻健太の店にある、オモチャの指輪。

特撮ヒーロー番組
『ダイヤモンドアイ』を思い出していただければ幸いです。

本編と何ら関係はないですが。

この作品から、役名に80年代テイストが、
色濃くなってきました。

それはそれとして、
何かと野村義男と遠藤ミチロウを
もじった名前になってしまうのは、
自分でも気付きにくいクセです。

この作品でも、竹ちゃんの
雨男ぶりが発揮されました。

ラストシーンの江の島の空は、どんよりとしておりました。

と、ここまで書いて気付きました。

まだ、次回作のプロットを書いてない事に。
どうしよう。

今日は、ロボットアニメ『アストロガンガー』の主題歌を聴きながら書きました。

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2007年5月26日 (土)

柳・江の島・主題歌・柳

第8回 『待人物語』②

『柳 東史』という俳優の魅力について書きます。

この人は、カエルを飼っていますが、変人です。

この人は、生真面目ですが、変人です。

この人は、常識人なんですが、変人です。

この人は、笑いの神に愛されてますが、
それは主に日常です。
変人です。

愛してます。

『待人物語』のラスト近く、
江の島の海岸でのアップショットは、
俳優・柳東史に惚れる事確実です。

オープニングでは、ガードマン役のサーモンさんも、
良き表情を披露してくれてました。

しかし助監督が、ガードマン役には必需品の
ヘルメットを忘れたので、
せっかくの表情がカメラから見切れてました。

忘れ物は、罪です。

だから、『忘れていいの』と歌いながらも、
小川の乳揉みを忘れなかった谷村は、罪がないです。

主題歌の話をします。
曲より先に、詞を作りました。
曲作りは、出演者である篠原さゆりさんにお願いしました。

フレーズの長さがバラバラなので、
苦労されたようです。
アフレコ当日に、初めて聴きました。

問題は、誰が歌うのかという事でした。

壮絶な押し付けあいの末、サーモンさんが歌う事になりました。

実際に使われたのは、篠原さんが歌ったバージョンでした。

サーモンさんが熱唱していた頃、
控え室では酒盛りが始まってました。

全裸の松浦が、竹ちゃんに『くわえろ!』と強要し始めました。

竹ちゃんが当たり前のように拒否すると、

『サランラップ巻くから』と、さらに強気になって迫ってました。
竹ちゃんは拒否しました。

その横で、柳さんが『俺なら出来るよ』という表情をしてました。
変人です。
大好きです。

と、ここまで書いて気付きました。

竹洞組の冴えたやり方ではなく、
汚れ方ばかり書いてる事に。

でも、書きます。

今日は、三田寛子の『恋するメトロ』を聴きながら書きました。

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2007年5月25日 (金)

物忘れ・ハニー・ペギー・兄さん

第7回 『待人物語』①

前回、タイトルに犬笛と
キーワードを振っておきながら、
触れずじまいでした。
『思い出がいっぱい』にたどり着く前、
最初に出したプロットが、
『犬笛少女』というものだったというだけです。

今回は上映されない『待人物語』の話をします。

この作品も、最初に出したプロットは、
一つの橋を舞台にした、
三つの別れを描いたものでした。

これら、ボツになったプロットは、
俺のMacが壊れた事で消え去りました。

儚さは、人生と仕事と酒につきものです。

さてさて。

竹洞組出演回数、
男でのトップは意外にも助監督の山口大輔です。

では女優ではというと、
この作品の主役、
倖田李梨ことハニー倖田さんです。

ハニー倖田と俺が呼ぶ訳は、
彼女のファッションがバラエティに富んでて、
あたかもキューティーハニーを連想させるからです。

ピンクの場合、役者さんの衣装は自前が基本です。

なので、手持ちの私服で、
その人がどういう人か、
ある程度は分かるのです。

ハニー倖田さんの場合は、
私服姿を知れば知るほど、
謎が深まっていきます。
それは、個性として輝きを放っていると言えるでしょう。

余談ですが、
ハニー倖田という響きは、
ペギー葉山を彷彿とさせます。

ペギー葉山といえば、『ひらけ!ポンキッキ』で、
説教をたれるワンポイントコーナーが印象的です。

ペギーはともかく、
この頃のハニーさんは緊張のせいなのか、
おとなしい感じがしました。

でも、一口食べるだけだった、
消えものの肉マンを、
ペロリと食べてしまったりと、

天然ぶりを発揮してました。

と、ここまで書いて気付きました。

もはや、『兄さん』こと柳 東史について、
書く字数が尽きた事を。

次は、柳の兄さんについて書きます。

今日は、筋肉少女帯の『夜歩くプラネタリウム人間』を聴きながら書きました。

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2007年5月24日 (木)

花火・松浦・料理・犬笛

Matsuura002第6回 『思い出がいっぱい』④

『思い出がいっぱい』から、竹洞組の無謀ロケはスタートしたのですが、
それに伴って、現場シェフとして現場に出動する機会が増えました。

自分で最初に料理をしたのは、
小学校三年生の頃です。

授業で覚えたフレンチドレッシングを作って、両親に振る舞いました。
肝心のサラダを作らず、ドレッシングだけだったので、
喜ばれるどころか、叱られたのを覚えています。

数年後、母親は洋食屋で外食した時に、
海老フライに付けるタルタルソースが、
高級カレー用の器に入って出てきたので、
スープと間違えて飲んでいました。
『濃いなあ。濃いなあ』と言いながら全部、飲んでしまいました。
そんな訳で、松浦祐也の話をします。

この作品で松浦と出会った事は、
俺の現在に多大な影響を与えています。

(脳)ミタカ商事が出来たのは、
松浦が次作『待人物語』のアフレコ後の飲み会の席で、
全裸で『男祭り』なる乱痴気騒ぎを
引き起こしたのが
きっかけだからです。
松浦の話、終わります。

この『思い出がいっぱい』の中で、
一番好きなシーンは、
夜の校庭で主人公達が花火をするシーンです。

楽しそうな彼らの姿を遠目に見ながら、
俺は遥か昔に過ぎ去った十代の頃を思い出しました。

映画で描かれているような過去は、
思い出せませんでした。

経験がない事を思い出そうとしても無理。

『無理』という単語でサンプラザ中野を連想し、
『無茶』という単語でジョニー大倉を思い出す世代の俺です。

と、ここまで書いて気付きました。

『思い出がいっぱい』にまつわる話で、
引っ張り過ぎてはいまいかという事に。

終わります。

今日は、マイティ井上の『エマの面影』を聴きながら書きました。

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2007年5月23日 (水)

廃校・お婆ちゃん・シャボン玉・田舎ヤンキー

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第5回 『思い出がいっぱい』③

『思い出がいっぱい』のメインロケ地は廃校でした。

今にも崩れそうな校舎を想像してましたが、かなりきれいでした。
管理してるのは、近所に住むお婆ちゃんでした。

皆が撮影で相手にしてくれない時間、
お婆ちゃんと色んな話をしました。

恋に近い感情が芽生えました。

別に年上がタイプではないです。

昔、老女ヌードモデルさんの宣材を見た時、特技という項目に、『透析』と書かれていたのを、ふと思い出しました。

特技ではないと思います。

シャボン玉を吹いて作る事が特技ってわけでもない俺ですが、
この作品ではシャボン玉製造班としても働きました。

炎天下でシャボン玉を吹き続けるのは、
けっこうきついです。
助監督がオモチャ屋で買ってきたシャボン玉製造器は、
人力以下の製造力で、まったく役に立ちませんでした。

何でも、機械任せでいいというわけじゃないという事を学びました。

ほとんど電車が来ないせいか、
閑散とした駅前でのロケ中、
十代後半と思われる、数人のヤンキーと遭遇しました。

撮影の邪魔をするどころか、
おとなしくチラ見してました。

昔、卒業文集に、皆は将来の夢や、学校の思い出が掲載されてるのに、
俺を含めた数人は飲酒騒動の反省文を載せられた事を思い出しました。

と、ここまで書いて気付きました。

作品の思い出以上に、個人的な思い出を書いてしまっている事に。
気をつけます。

今日は、実写版レインボーマンのエンディング曲
『ヤマトタケシの歌』を聴きながら書きました。

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2007年5月22日 (火)

千葉・ダム・単線・小銭ふたたび

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第4回 『思い出がいっぱい』②

前回のタイトルと同じですが、内容は違います。

余談ですが、このブログへの記事投稿は携帯で書いて、
サーモンさんの携帯に送信しています。

それを、サーモンさんがアップしてくれているのです。

なので、携帯の送信履歴は、サーモンさんだらけです。

ある意味で嫁あたりに、関係を疑われる心配があります。

結婚生活は二回目です。
今の嫁とは、出会い系サイトで知り合いました。

『思い出がいっぱい』のロケ地は千葉です。
シナハン&ロケハンに出向いた時、
周りが山ばっかのせいか、
携帯がずっと圏外だったので緊張しました。
迷子になったら終わりだからです。

自力で電車に乗って帰るという手段は無理な状況でした。

財布に五百円も入ってなかったからです。

一年のうち、二百五十日以上は、
小銭しか持ってません。

色々と見回った中で、もっとも印象に残った場所はダムでした。

青空の下に広がる水面の印象が、
ほろ苦さの対比としていいかなあと思ったのです。

この作品で描かれる恋の思い出は、ほろ苦いです。

そういうテイストになったのは、
自分自身の経験が、多少なりとも影響しています。

二十歳前後の頃、失恋する度に神戸からわざわざ出雲大社に行ってました。

理由は思い出せませんが、
失恋した人間は、レストランより出雲大社に行くべきだという信念でもあったんでしょう。

フラれ気分で出雲大社。

参拝した後は、宍道湖の湖面を見つめて、
ホロ苦さを洗い流す。
自分好きの本領発揮です。

そんな思い出を、ラストシーンに託しました。

撮影当日。

小雨がぱらつく曇り空でした。

竹ちゃんが、強烈な雨男である事を実感しました。

と、ここまで書いて気付きました。

ようやく、このブログとの距離感が掴めてきた事に。

そうでもないか。

今日は、杉浦幸の『四月列車』を聴きながら書きました。

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2007年5月21日 (月)

千葉・ダム・単線・小銭

Omoide04

第3回 『思い出がいっぱい』①

『思い出がいっぱい』の話をします。

書きだしの一言が浮かばなかったので、
乱暴な前フリとなりましたが、
気にしないで下さい。
竹洞組といえば、地方ロケ。
今では、定番となってます。

これは、竹洞監督がオープン好きというのが原因です。

撮影日数が三日しかないピンク映画では、
何かとリスクが多いオープン撮影は、
極力避けるべきかもしれませんが、
竹洞監督はオープンでの撮影がないと、
調子が出ないらしいので、やるしかないのです。

加えて俺も、カメラマン創さんも、
オープン好きなので、やるしかないのです。
でも、プライベートでアウトドア派は創さんだけです。
俺と竹洞監督は、インドア派です。

竹洞監督と打つのが面倒くさいので、
普段通り、竹ちゃんと書きます。

決して、ちゃん付けが似合うタイプではないです。

役者の松浦も、『まっちゃん』と呼ばれる事が多いですが、
やはり、ちゃん付けが似合いません。

俺もそうです。『こまっちゃん』と呼ばれると、
尻がムズ痒くなります。

私的な話で恐縮ですが、
俺がライターとして初めて持った連載は、
尻の穴の皺で運勢を占うという企画でした。
占うのは俺で、筆名はノストラアヌスでした。

あの頃は必死でした。
今も必死です。

と、ここまで書いて気付きました。
タイトルの内容に、全然触れてない事に。

そんな日もあります。
今日は、島田奈美の『内気なキューピット』を聴きながら書きました。

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2007年5月20日 (日)

レモン・サーモン・六月の蛇

第2回 『PEEP SHOW』

紆余曲折を経ての、竹洞×小松としてのデビュー作は『PEEP SHOW』(『人妻の秘密 覗き覗かれ』)。

主人公の職業は漫画家です。
タイトルの人妻は、華沢レモンさんの役柄です。サーモン鮭山さんは、その相手役です。

二人とも初対面でした。
レモンは出番以外、ロケ車の中で寝てたので、話した記憶がないです。
サーモンさんも、そんなに話した記憶がないです。

後々、この二人と、(脳)ミタカ商事という、よく分からん集団を作る事になるとは、
思いもよりませんでした。

タイトルの話に戻します。

『客を呼ぶには人妻』
これは、アダルト業界における鉄則の一つでしょう。

かくいう俺も、『人妻』がウリの風俗に出陣した事があります。

お相手は、人妻と呼ぶにはあまりにもな、
還暦(本人談)のお婆ちゃんでした。

絶望を体感出来たという意味では、良き思い出です。

さておき。

この作品での思い出といえば、
ロケ地にまつわる事が多いです。

主人公が漫画を持ち込む出版社。
あれは、実在する出版社です。
個性的なこだわりを感じさせてくれるエロ本を世に放ち続ける、三和出版さんです。

編集部に元同僚の女の子がいたので、
頼み込んで使わせてもらいました。

後から聞いたのですが、使わせてもらった編集部は、
塚本晋也監督の『六月の蛇』でも、ロケに使われたそうです。

塚本監督ファンである俺は、かなり嬉しかったのですが、
竹洞監督はそれどころじゃないようでした。
きっと、使用する小道具を持ち帰っていたサードの助監督が、遅刻したせいでしょう。

もしくは、今でこそ竹洞組定番の
『ブレーキの壊れたアドリブ合戦』。

その始まりともいえる、
坂入正三さんと牧村耕次さんのアドリブ合戦が放つパワーに、
飲み込まれてたのかも。

さてさて。

ロケ地といえば、もう一つ。
主人公のバイト先の事務所。

あれは、俺の友達がタレント事務所を開業しようと借りた場所でした。

事務所は、開業して間もなく、なくなってしまいました。
暇な時はそこで、電話番をしようと思ってた俺には、誤算でした。

ここまで書いて気付きました。
この『PEEP SHOW』、今回は上映されない事に。

次は必ず。

今日は、佐川満男&中村秦二の『メランコリック・パパ』を聴きながら書きました。

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2007年5月19日 (土)

夏・狛江・ジョナサン・ドリンクバー

Komatsu01第1回 プロローグ

脚本屋の小松です。

竹洞組について、あれこれ書きます。
想い出を美化せず、ありのままに書きます。一回目なんで、竹洞監督との出会い(正確には再会)を書きます。

2003年の夏、ピンク業界から遠のき、時給1500円のエロ本編集長をしていた俺を、竹洞君が狛江に呼び出しました。

狛江というのは、『日本で三番目に小さな市』という、中途半端な売りが印象的な市です。
俺が上京して始めて住んだ場所でもあります。
アパート名は『中美荘』と書いて『なかよしそう』。
そこに、6年ほど住みましたが、他の住人の誰とも仲良くなりませんでした。
特に隣室の、朝5時からオッ始める、推定60代後半の老夫婦とは、仲良くなれませんでした。

さておき。

竹洞監督とは数年ぶりの再会でした。
体型が、二回りほどスリムになってました。
その頃の俺は、腰を揺すれば肉も揺れるという状態になり始めてたので、ちょっとムカつきました。

駅近くのジョナサンに入って、ドリンクバーを頼みました。

二回目のお代わりをした頃、
竹洞監督にプロットを頼まれました。

『こんな感じの話で』と渡されたのは、風俗嬢の自伝でした。

そこから、『家出』というキーワードをピックアップし、
『家出』に不可欠なアイテムはチャリンコだと思った俺は、一気にプロットを書きました。

竹洞監督も気に入ってくれました。

でも、諸事情でボツとなりました。

今思えば、その後の竹洞組作品の中で、
チャリンコがよく出るのは、
この時の無念が少なからず影響してるのかもしれません。

と、ここまで書いて、ふと気付きました。

そんなにチャリンコ出てないです。

今日は元・キャンディーズのミキちゃんが歌う『夢恋人』を聴きながら書きました。

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2007年5月18日 (金)

オリジナル予告編

構成・編集:松江哲明
テーマ曲:ニナザワールド「Life is Love」

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2007年5月17日 (木)

上映スケジュール・料金・舞台挨拶ゲスト

Tobiuo01R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3~「竹洞組」の冴えたやり方。

◎2007.7.7(土)~7.13(金)連日21:10~
限定レイトショー!


【上映・舞台挨拶スケジュール】

7/7(土) 『舞う指は誰と踊る』 『短距離TOBI-UO』
ゲスト:竹洞哲也(監督)、小松公典(脚本)、夏目今日子(女優)、那波隆史(俳優)、サーモン鮭山(俳優)

7/8(日) 『舞う指は誰と踊る』 『短距離TOBI-UO』
ゲスト:小松公典(脚本)、華沢レモン(女優)、柳之内たくま(俳優)、サーモン鮭山(俳優)、ニナザワールド(ミュージシャン)※ミニライブあり

7/9(月) 『森鬼』 『短距離TOBI-UO』
ゲスト:青山えりな(女優)、倖田李梨(女優)、吉岡睦雄(俳優)、松浦祐也(俳優)

7/10(火) 『森鬼』 『短距離TOBI-UO』
ゲスト:竹洞哲也(監督)、青山えりな(女優)、吉岡睦雄(俳優)、松浦祐也(俳優)

7/11(水) 『思い出がいっぱい』 『恋味うどん』
ゲスト:竹洞哲也(監督)、小松公典(脚本)、倖田李梨(女優)、柳東史(俳優)、サーモン鮭山(俳優)

7/12(木) 『思い出がいっぱい』 『恋味うどん』
ゲスト:サーモン鮭山(俳優)、ニナザワールド(ミュージシャン)※ミニライブあり

7/13(金) 『思い出がいっぱい』 『恋味うどん』
ゲスト:竹洞哲也(監督)、小松公典(脚本)、吉沢明歩(女優)、青山えりな(女優)、倖田李梨(女優)、なかみつせいじ(俳優)、松浦祐也(俳優)、サーモン鮭山(俳優)

※舞台挨拶は全て上映前となります。
※出演者の都合により、急遽変更等がある場合があります。

【料金】

前売鑑賞券:\1300|当日券:\1500(女性割引、リピーター割引:\1300)

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2007年5月16日 (水)

恋味うどん

A:恋味うどん (成人映画館公開題:悩殺若女将 色っぽい腰つき)

Udon02 2006年度ピンク大賞ベスト10・第1位/脚本賞、女優賞(吉沢明歩、青山えりな)、技術賞(創優和)/Movie Walker誌上ベスト10・第3位
2006|監督:竹洞哲也|脚本:小松公典|撮影・照明:創優和|主題歌:ニナザワールド「Life is Love」
出演:吉沢明歩、青山えりな、倖田李梨、なかみつせいじ、柳東史、松浦祐也、サーモン鮭山

“当たり前”だけど“愛おしい”。
お色気人情喜劇の「新基準」がここに。

行き倒れを助けたことから押しかけ女房ならぬ押しかけ店員されてしまったうどん屋の店主と不運でもアッパーな明るさを放つ健気な美女との恋を暖かく描く。中年男が釣り合わない程の美女から迫られるという青年漫画のようなご都合主義な展開ににんまりさせられ、脇をかためるキャラクターの個性とあいまって絶妙な味のウェルメイドさにホロリとさせられる。(綿野かおり)

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2007年5月15日 (火)

短距離TOBI-UO

B:短距離TOBI-UO (成人映画館公開題:ホテトル嬢 癒しの手ほどき)

Tobiuo03 2006年度ピンク大賞ベスト10・第2位/脚本賞、女優賞(青山えりな)、技術賞(創優和)/映画秘宝誌上ピンク映画ベスト10・第2位/Movie Walker誌上ベスト10・第2位
2006|監督:竹洞哲也|脚本:小松公典|撮影・照明:創優和|主題歌:ニナザワールド「きみのこころ」
出演:青山えりな、今野由愛、倖田李梨、萌みゆう、サーモン鮭山、吉岡睦雄、柳之内たくま

さすらいの娼婦と奇妙な仲間たち。
名台詞も胸に染みる癒し系ピンクの快作!

東京から熱海のホテトルに流れてきた“トビウオ”こと美空(青山えりな)が、持ち前の笑顔とテクニックで男たちのココロとカラダを癒していくハートウォーミング・コメディ。社会の片隅に生きる人々を優しく見つめ、ゆるやかな時間の中にしっとりと叙情が漂う。ユーモアの効いた名台詞の数々が楽しく、二ナザワールドのエンディング・テーマも爽快な好編。(那須千里)

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2007年5月14日 (月)

森 鬼

C:森 鬼 (成人映画館公開題:乱姦調教 牝犬たちの肉宴)

Morioni02 2006年度ピンク大賞・脚本賞、女優賞(青山えりな)、男優賞(吉岡睦雄)、技術賞(創優和)
2006|監督:竹洞哲也|脚本:小松公典|撮影・照明:創優和|挿入曲:ニナザワールド「SWAN」
出演:吉岡睦雄、青山えりな、朝日かりん、倖田李梨、松浦祐也、小林節彦、サーモン鮭山

それは悪夢か、現実か。
樹海に潜む謎の男・伴幌男が誘う猟奇の世界。

行方不明の恋人を探す詩子(青山えりな)は、森で白シャツの男(吉岡睦雄)に襲われ監禁されてしまう。障子に映るシルエットと階下の声……その驚愕の正体とは? 竹洞×小松コンビが挑んだ初のホラーにして、富士の樹海でロケを敢行した意欲作。心の闇が深ければ深いほど湖や樹々は冴えわたり、光と影のコントラストは美しくさえある。森という異界の中で、夢と現実はひとつになる。(那須千里)

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2007年5月13日 (日)

舞う指は誰と踊る

D:舞う指は誰と踊る (成人映画館公開題:欲情ヒッチハイク 求めた人妻)

Mauyubi04 2005年度ピンク大賞ベスト10・第4位/監督賞、脚本賞、女優賞(夏目今日子、華沢レモン)
2005|監督:竹洞哲也|脚本:小松公典|撮影・照明:創優和
出演:夏目今日子、華沢レモン、葉月螢、那波隆史、松浦祐也、石川雄也

愛でもない、友情でもない。
ワケあり人妻の甘く切ないひと夏の思い出。

浮気亭主に業を煮やして家出した人妻・幸美(夏目今日子)は、ヒッチハイクで元カレの経営する長野の民宿に逃亡。恋愛ではない、けど友情でもない。かつての恋人との微妙な距離間を保ちつつ、短い夏の日々が始まった……。緑の美しい高原を舞台にしたピンク版のロードムービー。上品ながらもハードボイルドな夏目今日子のたたずまいが実に粋。(那須千里)

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2007年5月12日 (土)

思い出がいっぱい -EIGHTEEN BLUES-

E:思い出がいっぱい -EIGHTEEN BLUES-
(成人映画館公開題:美少女図鑑 汚された制服)

Omoide02 2004年度ピンク大賞ベスト10・第9位/新人監督賞(竹洞哲也)、女優賞(林由美香)
2004|監督:竹洞哲也|脚本:小松公典|撮影・照明:創優和
出演:吉沢明歩、冬月恋、林由美香、伊藤謙治、松浦祐也、なかみつせいじ

思い出は、気恥ずかしいほどにキラキラと。
瑞々しさが光る、王道の青春ラブ・ストーリー。

かつての仲良し男女4人組が、東京へ出ていった仲間の帰郷をきっかけに母校で同窓会をひらき、想い出とともにしまっていたそれぞれの恋心に向き合うまでを描いていく。浴衣、シャボン玉、タイムカプセル、憧れの女教師(演じるのは林由美香!)、告白、夜の体育館など目も眩むようなキラキラの青春アイテムの連打に照れることなくきちんとエモーションかきたててくれる作り手の手腕にウットリとさせられる秀作。(綿野かおり)

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2007年5月11日 (金)

R18 LOVE CINEMA SHOWCASE VOL.3 、開催決定!

Takehoragumi1jpg ポレポレ東中野で恒例となったピンク映画の特集上映・第3弾となる今回は、2004年度にデビュー後、安定した作品を量産し続け、2006年度のピンク大賞でも作品部門で1位、2位に輝いた監督:竹洞哲也×脚本:小松公典の作品をピックアップ。外へ、外へと広がるロケーション、人情喜劇、ホラー、ロードムービー、青春映画という多ジャンルへの果敢な挑戦はもとより、予算や派手な仕掛けが無くとも、ちょっとした台詞1つで映画が輝くことを、女優や愛すべきキャラクターたちが映画を救うことを、そして何より「ピンク映画」というプログラム・ピクチャーを観続ける喜びを、改めて教えてくれるだろう。これらの作品が、ピンク映画の「ニュー・スタンダード」として、記憶されることを願って止まない。 (直井卓俊/SPOTTED PRODUCTIONS)

上映作品:『恋味うどん』『短距離TOBI-UO』『舞う指は誰と踊る』『森鬼』『思い出がいっぱい-EIGHTEEN BLUES-』
日時:7/7(土)〜7/13(金)より2本立てレイトショー
場所:ポレポレ東中野
企画・配給:SPOTTED PRODUCTIONS|企画協力:PG、INNERVISIONS|宣伝協力:バイオタイド|提供:大蔵映画株式会社

※料金・時間等は追って告知致します。

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